日本のみならず、アジアや欧米でも絶大な人気を誇る『ポケモンカードゲーム』。今やカードゲーム界のトップランナーと言っても過言ではありません。
しかし、そんな『ポケカ』が思わぬ形で物議を醸しています。ことの発端は、公式サイト「ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイト」に掲載された一つのイベント情報。そこには、31日に靖国神社で子ども向けのポケモンカード体験会が開催されると告知されていました。このイベントは公式主催ではなかったものの、公式サイトに情報が掲載されたことで、靖国神社という場所が持つ背景に敏感な中国のネットユーザーから批判が殺到。中国の国営メディア『環球時報』も29日に関連企業を名指しで批判する記事を掲載する事態に発展しました。これを受け、株式会社ポケモンは公式サイトで謝罪文を発表し、経緯を説明しました。

問題となったイベント情報は29日にはすでに削除されていましたが、中国側の批判の声は収まらず、株式会社ポケモンに出資する任天堂にも飛び火する形に。『環球時報』は「ポケモンよ、出てきて謝罪せよ!」と題した記事で、非公式イベントであるとしながらも「公式サイトに情報が掲載された以上、一切責任がないとは言えない」と厳しく追及しました。


そして30日、株式会社ポケモンは公式サイトに正式な謝罪文を掲載しました。
弊社が運営しております「ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイト」のイベント検索ページにおきまして、靖国神社で実施予定のイベント情報が掲載されておりました。
当サイトは、ポケモンカードゲームの公認資格を持つ個人の方が主催するイベント情報を掲載できる仕組みとなっております。しかしながら、今回のイベントは開催場所として不適切であったにもかかわらず、弊社の確認が不十分であったために誤って掲載されてしまいました。
事態の確認後、直ちに当該情報をサイトから削除し、イベントの開催も中止といたしました。今回の掲載により、様々なご意見、ご指摘を頂戴しましたこと、深くお詫び申し上げます。
今後は、イベント情報の確認体制および承認フローを徹底的に見直し、再発防止に努めてまいります。弊社は「ポケモンで世界をつなぐ」という理念のもと、皆様に安心して楽しんでいただけるよう、より一層慎重な運営を心がけてまいります。
株式会社ポケモン

また、この謝罪文には簡体字中国語版も併記されていました。

特定の施設が持つ背景から、過去にも様々なコンテンツが議論を呼ぶケースがありました。今回、公式が「開催場所として不適切であった」と認めたことで、今後のイベント開催地の選定には、より慎重な判断が求められることになりそうです。
via: 寶可夢官網