これまで数々のコスプレ作品をご紹介してきましたが、コスプレの世界では、思い描いたキャラクターになりきるため、Coserさんたちは衣装に並々ならぬ情熱を注ぎます。最高の衣装があってこそ、キャラクターの魅力や姿が完璧に再現できるわけですからね!
そんな中、先日、あるCoserさんがX(旧Twitter)でブチギレ投稿!なんと、テレビ番組の制作会社から「『アナと雪の女王』のアナの衣装をタレントさんの撮影用に貸してほしい」とDMが届いたそうなんです。しかし、その条件は「番組内で名前をクレジット表記する」というものだけで、報酬も保険も貸し出しの詳細も一切ナシ。これにはCoserさんも激怒し、その内容を公開したところ、ネットで大炎上!「テレビ局ってそんなに偉いの!?」と物議を醸しています。

DMを受け取ったのはCoserの「ふー」さん。テレビ番組制作会社からの依頼は、前述の通り「『アナと雪の女王』のアナの衣装をタレントさんの撮影用に貸してほしい」というもの。しかし、提示された条件は「番組内で名前をクレジット表記する」のみで、報酬や保険、貸し出しに関する具体的な話は一切なかったとのこと。「ふー」さんは「Coserが時間とお金をかけて作った衣装を、ネットで見つけたからってタダで借りようとするなんて、リスペクトがなさすぎる!」と、テレビ局の姿勢に憤りをあらわにしています。


テレビ局側が借りたがっていたのは、人気ブランド「シークレットハニー」から発売され、すでに廃盤となっている『アナと雪の女王』の衣装でした。「ふー」さんは当時、それぞれ約8万円と6万円を費やして購入したそうで、ご自身でコツコツ稼いだお金で手に入れ、ディズニーのハロウィーンイベントで着用した大切な宝物なんだとか。「見ず知らずの人に貸すなんてありえない!他人の汗がつくなんて、絶対ムリ!」と、その思いを語っています。

さらに「ふー」さんは、「有料で貸し出す」形にしたとしても、ディズニーの知的財産権に抵触する可能性があることも指摘。そして、番組側が提示した「クレジット表記」についても、「既製品の衣装を着ているのに、名前を読み上げられたところで宣伝材料にもならないし、個人には何のメリットもない!」とバッサリ。
この件に対し、他のユーザーからも「テレビ業界って本当に『動画貸してよ』とか『服、ちょっと撮らせて』って、視聴者の持ち物を自分たちの倉庫から出すみたいに言うよね。番組作るなら、もう少し基本的なリスペクトを持ってほしい!」といった声が上がっています。

この一件はXで瞬く間に拡散され、ほとんどのユーザーがCoserさんの意見を全面的に支持。「これって、いきなり『その入手困難なルイ・ヴィトンのバッグ、貸してくれない?名前書いてあげるからさ~』って言われるようなもんでしょ?どこが合理的なんだよ!」という声や、「いつ返すのか、レンタル料はいくらなのか、返却が遅れたらどうなるのか、買い取るのか――基本的なことをちゃんと明記しないと、誰も貸さないって!」と、テレビ局側の対応の不備を指摘する意見が多数寄せられました。
中には、友人の体験談として「衣装の一部が破損したり、なくなったりしたのに謝罪もなかった」という悲しいエピソードを共有するユーザーも。「テレビ業界って、タレントさんや上司以外は使い捨ての消耗品だと思ってる節があるよね……。今どき『テレビに出る』ことが名誉だなんて思う人、いる!?」と、テレビ業界への不信感を露わにするコメントも見られました。

しかし少数ながら、「嫌なら断ればいいだけで、わざわざ公開して怒鳴りつける必要はない。言い方がキツいと、かえって反発を招く」といった意見も。これに対しては、「彼女の言い方がキツいと感じるのは、その衣装がどれだけ彼女にとって大切かを知らないからだよ」と擁護する声も上がっています。

今回の騒動は、改めて「テレビ局の『素人の貢献を軽視する』という悪癖」にネットユーザーの反感が集まる形となりました。多くの人がCoserさんたちに「どんなに信用できる相手でも、大切な衣装を無償で貸し出すのは絶対にやめておこう」と注意喚起しています。
自作であろうと、お金を出して購入したものであろうと、Coserさんにとって衣装は血と汗と涙の結晶。それを「タダで使おう」とする精神には、正直、テレビ局への印象が悪くなるばかりですね。
via: togetter