ある日、X(旧Twitter)で「ひめの」さんが病院でもらった「肩関節体操の図解」を投稿したところ、そのあまりにも強烈な80年代テイストの絵柄がネットで大バズり! 「この絵、見覚えある!」「絶対オタクが描いたやつじゃん」といった声が続出し、往年の同人絵師さんでは?と推測する人も現れました。
そしたらなんと!このイラストの作者ご本人が降臨! 80年代に活躍したあの有名漫画家で、当時はコスプレアイドルとしても名を馳せた「一本木蛮」先生が「私が描いた!」と返信。これにはネット民も「マジかよ、大先生の作品だったのか!」と騒然となりました。

発端は、投稿主の「ひめの」さんが五十肩で病院に行った際にもらったという肩関節体操の図解表。そのレトロな絵柄に目を奪われたひめのさんは、「これ、めっちゃ80年代っぽいんだけど、誰が描いたの!? 看護師さんかなwww?」とXにポスト。


この投稿には多くの共感が寄せられ、「確かに時代を感じる!」「病院のオタクナースが描いた説」「80年代の同人誌っぽい雰囲気で懐かしい」といったコメントが殺到しました。

しかし、中には「これは玄人なら一発でわかるやつ!」「この絵柄にピンとくる人は、きっと漫画やアニメ、コスプレが好きなベテラン勢(笑)」と、作者を特定する声も上がり始めます。

そしてついに、作者ご本人が降臨! 80年代にデビューした漫画家・一本木蛮先生が、件の投稿を引用リポストし、「この肩関節体操のイラスト、私が描いたやつです! 父が40年前に考案した運動で、イラストは80年代に私が描きました〜(笑)」と衝撃の告白!
先生はさらに、「私の父は有名な整形外科医なんです。その関係で、若い頃からリハビリ用の運動図解をたくさん描いてきました」とコメント。まさに医療イラストとオタク文化が奇跡の融合を果たした瞬間ですね!
「一本木蛮」先生と聞いてピンとこない方もいるかもしれませんが、代表作は『同人少女JB』。漫画家や同人作家としてだけでなく、なんと初期のコスプレアイドルとしても活躍されていたんです! 80年代のコミケでは、『うる星やつら』のラムちゃんのコスプレを披露し、まさに元祖級のコスプレアイドルとして名を馳せました。
秋本治先生、永井豪先生、楠桂先生、島本和彦先生といったベテラン漫画家とも親交が深く、かつては「蛮帝(マンテイ)」の芸名で映画出演もされていたとか。現在は日本漫画家協会の常務理事を務め、大学で非常勤講師も担当されています。その絵柄はまさに80年代の懐かしさがギュッと詰まっていて、単なる漫画家にとどまらず、日本のオタク文化の歴史そのものと言える存在。現在も精力的に創作活動を続け、同人誌やデジタルプラットフォームを通じてファンとの交流を深めるなど、漫画、医療イラスト、同人文化を股にかける唯一無二のクリエイターです。
▼ 80年代コミケでラムちゃんコスを披露した一本木蛮先生

▼ 水着グラビアも経験済み!
▼ 代表作『同人少女JB』

▼ 御年60歳になっても、創作意欲は衰えず! コミケにもサークル参加して同人誌を頒布されています。

まさか一枚の医療体操イラストから、こんな大御所漫画家が降臨するとは! ネット民も「あの体操図解が先生の作品だったなんて!」と驚きを隠せない様子。ベテラン漫画家先生の気さくな人柄と、ネットでの交流の熱さが垣間見えた一件でした。
via: togetter