次世代機「Nintendo Switch 2」と同時発売され、大きな話題を呼んでいる任天堂の新作『マリオカート ワールド』。本作にて、ある意外なキャラクターがプレイヤーたちの間で注目の的となっています。その名も「モーモー」です。
もともとはコースの背景にいたNPCだったモーモーですが、今作ではついにプレイアブルキャラクターとして参戦! その愛らしいルックスだけでなく、性能もなかなかのものとあって、序盤から愛用するプレイヤーが続出しています。しかし、最近SNSで話題沸騰となっているのは、そのドライビングテクニックではなく、なんと彼(彼女?)の「お尻」なんです。

あるプレイヤーがX(旧Twitter)に投稿したスクリーンショットが、このブームの火付け役となりました。そこには、レース中に泥だらけになってしまったモーモーのお尻が……! この投稿には「お尻が汚すぎるッ!!」「モーモーは好きだけど、汚れたお尻を見るとちょっと複雑な気分(笑)」といったコメントが殺到し、大きな盛り上がりを見せています。
そんな中、この議論にまさかの専門家が参戦。投稿したのは、蓮田/Renta(@taihibansei)さん。なんと現役の農家さんで、この描写を批判するどころか、むしろ大絶賛しているのです。


「正直なところ、牛のお尻ってマジでこんな感じに汚れるんですよ。特に放牧していると、群れ全体が泥だらけになることもしょっちゅうです」と蓮田さん。大学では畜産を専攻し、現在は岐阜県で稲作農家を営んでいるため、牛の生態に非常に詳しいとのこと。
「このゲームのすごいところは、牛のお尻の汚れ具合をここまでリアルに再現している点。これは本当に牛が好きじゃないとできない、こだわり抜かれたディテールですよ」と、その再現度を高く評価しています。
投稿には実際の牛の写真も添えられており、農家の方々が日々ブラッシングなどで牛を清潔に保つ努力をしていることも説明。ゲーム内のモーモーも、最初は綺麗な状態ですが、泥道などを走ることで徐々にお尻が汚れていく仕様となっており、この点も非常にリアルだと絶賛されています。
モーモーが初めて登場したのは、1996年発売の『マリオカート64』。このときはコース脇の背景キャラクターでしたが、今回満を持してレーサーとしてデビューを果たしました。以前の公式インタビューによると、アートディレクターの石川正晃氏は、あるデザイナーが描いた一枚の「牛がカートを運転しているスケッチ」がきっかけだったと明かしており、「その絵を見た瞬間、これしかない!と思いました」と語っています。