日本を代表するサッカー漫画『キャプテン翼』。日本のみならず、欧米のサッカー選手たちにも夢を与え、多大な影響を与えてきた本作は、今なお連載が続いています。昨年1月、作者の高橋陽一先生が「体力の衰えや創作環境の変化」を理由に、続編となる『キャプテン翼 ライジングサン FINALS』の連載を、ウェブサイト「キャプテン翼 WORLD」と「ヤンジャン!」にて、鉛筆によるネーム形式で更新していくことを発表しました。
そして先日更新された第50話では、主人公・大空翼の妻、早苗が劇中でなんと双子を出産! 翼が海外のU-23戦で奮闘する最中での誕生となり、ついに作中で父親となった翼に、多くのファンが感動の声を上げています。

『キャプテン翼 ライジングサン FINALS』では、マドリードオリンピックが佳境を迎え、翼率いるU-23日本代表が、「天使」ミカエル擁するスペイン代表と激突。 試合は後半戦に突入し、決勝進出をかけた最後の切符を争う白熱の展開が描かれています。

翼はミカエルのシュートを低い体勢から頭でブロックし、負傷しながらも歯を食いしばってプレーを続行。「俺は師匠ロベルト本郷が待つブラジルでの決勝の舞台に立つんだ!」と熱い言葉でチームメイトを鼓舞し、奮闘します。


そんな激戦の最中、日本にいる早苗は、突如として救急車で病院に搬送され、緊急帝王切開手術を受けることに。両家の家族が手術室の前で固唾を飲んで見守ります。 
試合中、翼は胸の内を明かします。「だって……そう、この日なんだ! 決勝戦のこの日が、俺と早苗の双子の息子の出産予定日なんだ。彼らの誕生のために、俺はあのピッチに立つんだ――オリンピック決勝のピッチに!!」

そして、翼がシュートを放つその瞬間、「新しい命のために、俺はこの試合に勝つ!」と叫びます。その時の翼は、まさに「パパになる男」としての決意と覚悟を全身で示していました。

実はこの双子の存在は、2006年に発売された短編集『DREAM FIELD 1』ですでに言及されており、名前も「疾風(はやて)」と「大舞(だいぶ)」であることが明かされていました。 そして今回、ついに本編で正式に誕生! 高橋陽一先生も「そう、『疾風』と『大舞』です! パパになった翼の今後の活躍にご期待ください!」とコメントを寄せています。
高橋陽一先生は現在、体調面から漫画の連載をフルでこなすのは難しく、ネーム形式での公開となっていますが、当初から構想されていたストーリーの骨格はしっかりと描かれています。 もしかしたら「あれ、まだ連載してたの!?」と驚いた読者さんもいるかもしれませんが、44年間続くこの大作を、先生の創作への情熱が支え、今もなお紡ぎ続けていることが伝わってきますね。
via: ヤンジャン!