(画像提供:ピクサー)
年に一度のアニメーション界の祭典、アヌシー国際アニメーション映画祭が開催中だ。ピクサー・アニメーション・スタジオは、この機会を利用して、現在制作中の今後の新作を宣伝している。その中には、『あの夏のルカ』のエンリコ・カサローザ監督が手掛けるオリジナル新作『Gatto』も含まれる。前作『あの夏のルカ』と同様、本作の舞台もカサローザ監督の故郷であるイタリアだが、今回は架空の港町ではなくヴェネツィアが舞台となる。

(画像提供:ピクサー)
『Gatto』は先日、初の場面写真(上図)を公開した。本作は近年アニメーション界で流行している3D手描き風のトレンドを取り入れ、新しい技術で手描き感を表現し、ヴェネツィアの独特な雰囲気を捉えるという。本作は2027年夏に公開予定だ。
ピクサーが発表した情報によると、『Gatto』のあらすじは以下の通り。長年この海辺の街で暮らしてきた黒猫のニロは、自分が正しい人生の道を選んだのかどうか疑問を抱き始める。地元の猫ギャングのボスに恩義があるニロは、困難な状況に陥り、ストリートアーティストのマヤと予期せぬ友情を築くことを余儀なくされる。不本意ながら彼女に引き取られるが、この友情が最終的にニロが憧れる人生の目標へと導くかもしれない…ヴェネツィアの裏社会が彼を邪魔しなければ、の話だが。
(画像提供:ピクサー)
もう一つのオリジナル作品は『Hoppers』で、『ぼくらベアベアーズ』のクリエイターであるダニエル・チョンが監督を務める。声優キャストには、パイパー・カーダ、ジョン・ハム、ボビー・モイニハンらが名を連ねる。北米では2026年3月26日に公開予定だ。初の場面写真も本日同時に公開された。
本作は、少女メイベルが、お気に入りの地元の池を高速道路建設計画から守るため、「ホッパーズ」と呼ばれる技術を盗み出し、自身の意識をロボットビーバーの体内に移植することで、動物の世界に隠された想像を絶する秘密を暴く物語だ。
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今回の宣伝で唯一の続編作品は、注目を集める『トイ・ストーリー』シリーズ第5作だ。ピクサーは映画祭の会場で冒頭2分間の映像を上映し、長年ジェシー役の声優を務めるジョーン・キューザックが続投することも確認された。さらに、ピクサーは第5作の悪役となる子供用タブレット型デバイス「リリーパッド」の姿(上図)を先行公開した。第5作は2026年6月19日に全米公開予定だ。