小島秀夫監督が率いるコジマプロダクションが開発を手がけ、2025年6月26日に発売を予定しているPlayStation 5専用タイトル『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』。その海外レビューが本日解禁され、レビュー集積サイト「Metacritic」では平均90点(※記事執筆時点)という非常に高いスコアを記録し、幸先の良いスタートを切りました。
小島監督自身は本作について「もっと物議を醸すような評価」を望んでおり、開発中のテストプレイでの反応が良すぎたため、より多くの議論を呼ぶようにストーリーを大幅に書き直したという逸話も。しかし、蓋を開けてみれば多くのメディアが本作を絶賛する結果となりました。
以下、海外メディアの評価の一部をご紹介します。
Dexerto(10/10):『DEATH STRANDING 2』はまさに圧巻の一言。その卓越した物語だけでなく、ほぼ無限とも言えるゲームプレイのバリエーションがもたらす体験の可能性において、小島秀夫監督の最高傑作の一つと言えるでしょう。
VGC(10/10):『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は、ゲーム史上最も優れた続編の一つであり、小島秀夫監督のキャリアにおける最高傑作の一つです。驚異的な世界観、大幅に拡張されたゲームプレイとプレイヤーの選択肢、そして小島監督のキャリアで最も魅力的なキャラクターと物語を備え、ほぼすべての面で前作を凌駕しています。
ComicBook(10/10):小島監督は物議を醸すゲームを作りたかったようですが、私に言わせれば『DEATH STRANDING 2』は彼がこれまでに手がけた中で最も成熟し、楽しめる作品の一つです。本作がPS5時代を代表する傑作として語り継がれることを確信しています。

IGN(9/10):前作『DEATH STRANDING』は、複雑で時に困惑させられるものの、多くの可能性を秘めた「設計図」のような作品でした。失われたアメリカを横断する思索の旅は、時につまずきながらも、壮大かつ華麗にその世界観とルールを打ち立てました。
そして続編となる『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』では、物語の舞台をオーストラリアへと移し、そのビジョンはさらに拡大。ほぼすべての面で、より成熟し、洗練されています。前作でテンポを削いでいたストレス要素はほぼ解消され、代わりにサスペンスに満ちた予測不能なストーリーが展開。夢のように美しく、息をのむようなオーストラリアの風景の中に、プレイヤーの対応力が試されるステルスとアクションの遊びが盛り込まれています。
もちろん、時には隠すことのない奇妙さが顔を出すこともありますが、それが全てではありません。本作は創造性に満ちた旅であり、至る所で衝撃と驚きを与えてくれる、賞賛されるべき勇敢な試みです。完璧な作品ではないかもしれませんが、圧倒的に独創的で刺激的。常に「誰も行かない道」を突き進むその姿勢こそ、私が本作を愛してやまない理由です。

TheGamer(9/10):『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は、単純な物差しでは測れないゲームです。コジマプロダクションは常に我々の期待に挑戦し、あらゆる場面で予想外の展開を投げかけてきます。本質的には、ポストアポカリプスの世界で荷物を運び、人々の繋がりを取り戻す旅であることに変わりはありません。しかし、数時間プレイすれば、それが全てではないことに気づくはずです。
GamesRadar+(8/10):『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は、前作の土台の上に、まったく新しい雰囲気を持つ「新たな棟」を増築したような作品です。この「タールパンク」な配達叙事詩は、良くも悪くも、これまで以上に『メタルギア』シリーズに近づいています――しかし、私のようなシリーズのファンにとっては、それがたまらなく魅力的なのです。
その世界観と奇妙で魅力的なビジュアルは健在で、同時に、他のプレイヤーとオンラインで繋がり、共に世界を再建していくことで生まれる本物のコミュニティ感、あの感動的な繋がりも失われていません。

GameSpot(7/10):前作『DEATH STRANDING』は、ある意味で驚くほど予見的でした。2019年の発売後、翌年には世界がCOVID-19のパンデミックに見舞われ、シェルターに籠る「プレッパーズ」と、繋がりを模索する現実の人々の姿を重ねずにはいられませんでした。それは、孤立と未来への不確実性が漂う時代の空気を反映していたのです。
それに比べ、『DEATH STRANDING 2』は、一つの明確なメッセージを伝えるというより、一度に多くの問題をプレイヤーに考えさせ、それぞれが異なる感想や解釈を持ち帰ることを促すような作品です。物語は、深刻化する気候変動、日常の自動化、銃がもたらす悲劇、政府と民間企業の対立、そして「どんな状況でも他者を助けること」の重要性といった、数多くの現代的なテーマに触れています。
もしこの続編に何らかの予言的な意味合いがあるとすれば、それは「過去への執着は、我々がそれを避けられると信じようとしても、結局は同じ過ちを繰り返させる」という警鐘なのかもしれません。
via: Metacritic