アプリ版のリリース以来、爆発的な話題を呼び、アニメやコラボ展開も大人気で、Cygamesが手掛ける『ウマ娘 プリティーダービー』。今年でアプリ版は4周年を迎え、これを機に「競馬」という競技にも、より一層の注目が集まっています。先日リリースされた Steam版(英語版)も欧米で大ヒットを記録し、その勢いはとどまるところを知りません。
そんな中、『ウマ娘 プリティーダービー』公式は、昨日(7月9日)に改めて声明を発表。ファンに向けて、牧場見学時のルールとマナーを徹底するよう呼びかけました。今回の発表は、一部の心ない訪問者による牧場への無断侵入や、許可を得ない撮影といった迷惑行為が相次いでいることを受けてのもの。これらの問題に真摯に向き合ってほしいという切実な願いが込められています。

ご存じの通り、『ウマ娘』のキャラクターたちは、その多くが実在の競走馬をモチーフにしています。作品の大ヒットに伴い、モチーフとなった競走馬たちに会いたいと、牧場を訪れるファンが急増しました。しかし、その一方で、牧場側を困らせる迷惑行為も多発。具体的には、無許可での撮影、立ち入り禁止区域への侵入、さらには馬たちの生活を妨げる行為などが挙げられます。SNS上でも、こうした苦情がたびたび見受けられる状況です。
公式は特に、以下の点を強調しています。もし牧場見学を希望する場合は、まず「競走馬のふるさと案内所」(日本軽種馬協会JBBAが運営)を通じて情報を確認すること。牧場へ直接連絡することは、彼らの通常業務に支障をきたすため、絶対に避けてほしいとのことです。
公式ウェブサイトの発表によると、牧場見学における「九つのルール」は以下の通りです。
1. 「競走馬のふるさと案内所」で、見学の可否を必ず確認しましょう。
2. 見学時間は案内所で確認してください。
3. 牧場内では、スタッフの指示に従いましょう。
4. 馬房や放牧地への無断立ち入りは厳禁です。
5. 大声を出したり、大きな音を立てたりするのはやめましょう。
6. 馬に勝手に触るのは絶対にやめましょう。危険です。
7. 牧場内は全面禁煙です。
8. 写真撮影時はフラッシュをオフにしましょう。
9. 馬にエサをあげるのは絶対にやめましょう。

牧場は、馬たちが生まれ、育ち、そして引退後を過ごす大切な場所です。一頭一頭の馬たちが、スタッフの皆さんの手厚いケアによって生活しています。牧場の生活リズムや環境を理解せずに訪れることは、大きな迷惑となりかねません。特に「牧場への無断侵入」は、絶対にやってはいけない行為です。たとえ見学が可能な牧場であっても、伝染病の流行期などには、外部からの立ち入りが全面的に禁止されることもあります。訪問前には、必ず最新の公式発表や現地の開放状況を確認するようにしましょう。
そもそも、牧場が見学を許可しているのは、牧場主さんの「ご厚意」があってこそ。もしマナー違反が続けば、今後一切、馬たちに会えなくなってしまう可能性だってあります。

実は今回、公式が改めて注意喚起を行った背景には、今年、日本で17年ぶりに馬インフルエンザの流行が確認され、競馬業界全体が緊張感を高めているという事情もあります。馬たちの健康を守り、そしてファンと馬たちの絆を守るためにも、ルール遵守は必須。これは、馬たちへのリスペクトだけでなく、牧場見学という素晴らしい文化を未来へ繋いでいくための大切な一歩なのです。
もしあなたが心から『ウマ娘』を愛しているのなら、ぜひ、実在する馬たちの穏やかな生活を守るために、マナーを守り、彼らが快適に過ごせるよう、ご協力をお願いします!