ジェームズ・ガン(James Gunn)が監督を務めるDCユニバース再起動作『スーパーマン』(Superman)が現在大ヒット上映中。興行収入は4億ドルを突破し、劇中の一場面である「バレルロール飛行」シーンがネット上で大きな話題となっている。

今年初めのプロモーション映像で、主人公が雪山を飛び越える際の顔がやや不自然に見えたため、多くの視聴者がCG合成された偽の顔ではないかと疑った。中には、このシーンを『マン・オブ・スティール』(Man of Steel)や『スーパーマン&ロイス』(Superman & Lois)といった過去作と比較し、『スーパーマン』の飛行シーンのビジュアルがリアルさに欠けると批判するファンもいた。
これに対し、ガン監督は当時すでに自身のSNSで「彼の顔は一切CGではない」と強調していたが、今回、彼は映像でその真実を語ることを決意。 Instagram で舞台裏映像を公開し、真相を自ら明かした。

映像では、デヴィッド・コレンスウェット(David Corenswet)が衣装を着用し、撮影スタジオの特殊装置に固定され、スタッフが手動で回転させることで飛行中のバレルロール動作をシミュレートしている様子が確認できる。 周囲には巨大なLEDスクリーンが設置され、ノルウェーのスヴァールバル諸島で実際に撮影された雪山の背景映像が流されている。これらは全て実写であり、コンピューター合成ではない。ガン監督は「顔は本物の人間、背景は本物の景色で、CGは一切使用していない」と強調した。
この「バレルロール飛行」シーンは、実写とバーチャル背景を融合させた撮影チームの技術革新を示すだけでなく、ネット上の噂を完全に打ち砕き、ガン監督とチームの細部へのこだわりと情熱を証明した。
『スーパーマン』が興行収入と批評の両方で成功を収め、DCユニバースは正式に軌道に乗った。ガン監督は、『ピースメイカー』シーズン2(Peacemaker Season 2)が本作に直接つながり、新ユニバースの物語を継続する最初の作品となることを明言している。 さらに、今後公開予定の『スーパーガール』(Supergirl)や『クレイフェイス』(Clayface)といった映画も控えており、安定したスタートを切ったことで、今後の展開にさらなる期待が寄せられる。