ゲームクリエイターの小島秀夫監督が、海外メディア『Ssense』のインタビューに登場。自身が生み出したシリーズの最新リメイク作『メタルギアソリッド デルタ:スネークイーター』について、驚きの発言が飛び出しました。なんと監督は、同作を「いや、プレイしないよ」と笑顔でコメント。この発言が、古巣であるコナミとの関係性と共に、再びファンの間で大きな話題を呼んでいます。

『メタルギアソリッド デルタ:スネークイーター』は、シリーズ屈指の名作である3作目のリメイク版で、2025年8月26日の発売が予定されています。ファンからの期待値はMAXですが、生みの親である小島監督自身は、自らが築き上げた伝説を振り返るつもりはないようです。
監督は続けて、かつて『メタルギア』シリーズを長く続けた理由の一つがビジネス的な判断だったと説明。「コナミにいた頃から、ビジネスのことは常に考えていました。それが『メタルギア』を作り続けた理由の一つです」と語りました。現在は自身のスタジオを率いており、当時とは比べ物にならないほどの責任と自由な選択肢を手にしているとのことです。

小島監督とコナミの関係に変化が見られたのは2015年のこと。当時、コナミの公式サイトから「Kojima Productions」のロゴが削除されたことで、ファンの間に衝撃が走りました。その後、複数のメディアが『メタルギアソリッドV ファントムペイン』の完成をもって、小島監督と主要スタッフが同社を退社すると報じました。
同年の夏には、ついに『ファントムペイン』のパッケージや宣伝資料から小島監督の名前が消える事態に。さらに、多くのホラーゲームファンが待ち望んでいた『Silent Hills』の開発中止が発表され、その体験版であった『P.T.』もPlayStation Storeから削除されるなど、激動の一年となりました。
両者が袂を分かって久しいですが、コナミで現在『メタルギア』シリーズのプロデューサーを務める岡村憲明氏は、最近のインタビューで「もし小島監督やオリジナルチームと再び仕事ができるなら、それは夢のようです」とコメント。しかし同時に、「皆さんそれぞれに新しい仕事や進むべき道があるので、それを当たり前だとは思えません」と、現実的な見方も示しています。
一方のコジマプロダクションは、2025年6月に『デス・ストランディング2:オン・ザ・ビーチ』をリリース。さらに、気鋭の映画スタジオA24とのタッグで同作の実写映画化を進めているほか、Xbox向け完全新作『OD』や、タイトル未定のPlayStation向けスパイアクションゲームの開発も手掛けるなど、そのクリエイティブな挑戦はとどまるところを知りません。
via: Ssense