「これ文化財じゃん…」コミケ73で頒布された初音ミクの神曲『Melt』同人CDが発掘され話題に!「この曲で沼にハマって18年…」と懐かしむ声が殺到

登場からまもなく18周年を迎えるバーチャルシンガー『初音ミク』。今なお多くのコラボレーションが展開されており、その魅力とファンの変わらぬ熱い支持がうかがえます。

そんな中、あるXユーザーが「文化財レベル」とも言われる超レアなCDを入手したと投稿し、大きな話題を呼んでいます。それは、2007年のコミックマーケットで頒布された同人版の「Melt」(メルト)。リリースから18年近くが経過した今、この投稿がきっかけで多くの古参ボカロファンが当時を懐かしんでいます。

この「Melt」という楽曲は、2007年12月7日にニコニコ動画で公開され、同月31日に開催された コミックマーケット73 にて、同名の自主制作シングルCDとして頒布されました。この曲で一躍有名になったryoさんは、後にsupercellを結成し、「Melt」もsupercellのファーストアルバムに収録されることになります。

もちろん、多くの古参ボカロファンにとって、この同人CDはまさに「神アイテム」と言えるでしょう。

この投稿には、「2007年からもうすぐ20年とかヤバすぎる!」「初めてちゃんと聴いたミクの曲がこれ。冬コミでスタッフやってて貰ったんだよな」といった感嘆の声が続々。また、「当時現地で買えなくて、とらのあなか通販で手に入れた」と振り返る人や、「市販版は圧縮がキツいけど、コミケ版は音質が良いんだよね」と、音質の違いを指摘する声も見られました。

その希少性だけでなく、写真に写るクリアなパッケージデザインも話題に。「伝説の遺物だ…」と驚く声が上がる一方、近年この同人版が中古市場で価格高騰を続けている背景について、制作者のryoさんが長年コミケに参加しておらず、近年は新作の発表も少ないため、オリジナル版の流通量が極めて少ないことが関係しているのではないかと指摘されています。

注意したいのは、市場には「supercell」や「ryo feat. 初音ミク」と表記された市販版など、見た目が似ているバージョンの「Melt」も存在しますが、これらは同人版とは別物で、コレクションとしての価値や価格も大きく異なります。本当にレアで高値で取引されているのは、2007年にryoさん個人名義で制作・頒布された、この初版同人CDなのです。

「Melt」は初期のボカロブームを代表する一曲であり、多くの人が初音ミクに触れるきっかけとなった“入門曲”でもあります。今や大人気の米津玄師さんも、かつてこの曲が自身の創作活動に大きな影響を与えたと語っていました。

今年の9月で、初音ミクは正式に18歳を迎えます。多くのファンにとって、ミクはいつまでも感動的で美しい歌を届けてくれる16歳の少女のままかもしれませんが、この伝説のCDが発掘されたことで、多くのファンが“初音ミク旋風”が巻き起こった当時の熱気を懐かしく思い出しているようです。

▼ 「Melt」

via: togetter