2025年のポケモンワールドチャンピオンシップスにて試遊会が開催された『Pokémon LEGENDS Z-A』。続々と公開されるプレイ映像や体験レポートの中で、ある一つの仕様が大きな話題を呼んでいます。それは、実に15年ぶりとなる「フィールドでのどくダメージ」の復活です。
SNSなどで拡散されているプレイ動画では、メリープやヤヤコマが戦闘で「どく」状態になった後、バトルが終了してもフィールド上でダメージを受け続けている様子が確認できます。この仕様に、多くの古参ファンは懐かしさと驚きの声を上げています。というのも、このフィールドでのどくダメージは『ポケットモンスターブラック・ホワイト』以降廃止されており、実に15年もの間、シリーズから姿を消していたからです。
初期の『ポケモン』シリーズでは、「どく」状態はバトル中だけでなく、フィールド移動中もポケモンのHPを削り続け、最悪の場合、目の前がまっくらになってしまうこともありました。しかし、ゲームの難易度を下げ、新規プレイヤーに配慮する流れの中で、この仕様は撤廃されることとなったのです。今回『Z-A』でこの仕様が復活するということは、より歯ごたえのあるゲーム性を目指しているのかもしれません。
ただし、今回のフィールドどくは過去作から調整が加えられている模様。試遊版の情報によれば、どくダメージでポケモンがひんし状態になることはなく、ボールから出てプレイヤーの後ろをついて歩いている(連れ歩き)時のみダメージを受ける仕様とのこと。つまり、昔ながらの緊張感や挑戦的な要素は残しつつも、理不尽すぎないようにバランスが取られているようです。
このニュースが広まると、プレイヤーコミュニティの反応は真っ二つに。肯定派からは「シリーズが再び『硬派なデザイン』に回帰する象徴だ」といった声が上がり、かつて冒険のパーティ編成やアイテム管理に頭を悩ませた緊張感を懐かしむファンも少なくありません。一方、特に「Nuzlocke(ヌズロック)」チャレンジのような縛りプレイを楽しむ層からは、どくによってポケモンの生存リスクがさらに高まることを懸念する声も上がっています。
『ポケットモンスター』シリーズは、長年にわたり一部のファンから「難易度が低すぎる」という批判を受けてきました。今回『Z-A』でフィールドどくが再導入されたのは、そうした高難易度を求めるプレイヤーの声に応えようとする公式の意図の表れかもしれません。この仕様が製品版でもそのまま実装されるのか、それとも変更が加えられるのか、2025年に予定されている発売が待たれます。
via: TheGamer