ソニーCEOが認める「もうスーパーヒーローの駄作は作れない」!『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』Netflix売却は後悔なしと明言

(画像提供:ソニー・ピクチャーズ)

『ヴェノム』を筆頭とするソニー・ピクチャーズの『スパイダーマン』ユニバースのスピンオフ作品群が、軒並み低評価で興行収入も振るわないのは周知の事実だ。しかし、ついにソニーのトップがこの現状を公に認めた。ソニー・ピクチャーズの新CEO、ラヴィ・アフジャは先週木曜日の公開会議で取材に応じ、「かつては、どのスーパーヒーロー映画も成功がほぼ保証されていました。当時は、スーパーヒーロー映画が成功するためのハードルは比較的低かったと思います」と語った。

アフジャは続けて、「2010年代半ばには、ほとんどすべてのスーパーヒーロー映画が驚異的な興行成績を収めていましたが、今ではスーパーヒーロー映画であっても、ある程度のオリジナリティが求められます。何か異なる要素を加え、観客と感情的なつながりを生み出し、文化的な現象としてパッケージ化できるものでなければなりません」と述べ、きっぱりと「もう駄作は作れません」と言い放った。

(画像提供:ソニー・ピクチャーズ)

アフジャは例として、今年ヒットしたスリラー映画『WEAPONS/ウェポンズ』、『罪人たち』、そして自社配給の『28年後...』を挙げ、これらが文化的な現象を巻き起こしたと説明した。さらに、「これはある種のマーケティング戦略ですが、これらの戦略が実際に、人々が映画館で一緒に観たいと思うイベントに映画を仕立て上げました。この業界は常にそうやって機能してきましたが、今は以前よりもそれが難しくなっているだけだと感じています」と付け加えた。

(画像提供:ソニー・ピクチャーズ)

文化的な現象といえば、ソニーが制作した『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』がNetflixで大ヒットした後、一部からはソニーがNetflixに版権を売却したことを後悔しているのではないかという声も上がっていた。しかし、アフジャはこれを否定し、『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』は元々ストリーミングプラットフォームでの配信を意図した作品であり、もし劇場公開していたら、これほどの成功は収められなかった可能性が高いと説明した。

アフジャは、映画が成功した今、劇場公開でも大ヒットしただろうと考える人がいるのは避けられないことだと理解を示した。しかし、劇場公開での成功は実際にはより困難であっただろうと強調し、『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』は適切なプラットフォームを見つけてその真価を発揮したと確信していると述べた。

via: The Wrap Variety