『ブレイキング・バッド』や『ウエストワールド』で知られるハリウッド俳優アーロン・ポールが、先日行われたインタビューで、AdHoc Studioが手掛ける初の大型ゲーム作品となる物語主導のインタラクティブ新作『Dispatch』への参加について語った。彼は、これが単なる演技経験ではなく、幼い頃からの夢だったと明かしている。
「ずっとゲームに関わりたかったんだ」と、ポールは米メディアPolygonのインタビューで語った。彼は自身の幼少期を振り返り、「ゲームセンターで育ち、その後コンソールゲームに夢中になった。特に『ゴールデンアイ 007』は、当時ほとんど毎日やり直していたし、史上最高のゲームだと思っていたよ」と話した。また、ロサンゼルスに引っ越してからは友人たちと『Halo』に熱中したことや、初代『バイオハザード』の恐怖に「全身が震えた」経験も明かしている。
このゲームに対する深い愛情が、『Dispatch』への出演を決めた重要な理由となった。同作はスーパーヒーローの風刺と職場ドラマを融合させた作品で、ポールは元ヒーローの「メカマン」ことロバート・ロバートソンを演じる。彼は現在、「スーパーヒーロー派遣」の会社員として働いている。

「この企画は本当に素晴らしかった。脚本、キャラクター、そして全体的な雰囲気に一目惚れしたんだ」と彼は語る。「面白くてアクション満載でありながら、予想外の感情の深さもある」
ポールは、自身が常に「傷を負ったキャラクター」に惹かれると明かし、『Dispatch』でトラウマと闘うヒーローを演じられることに深く共感したという。
「僕はいつも、過去の傷と向き合い、前に進もうと苦悩している人々に惹かれるんだ」と彼は言う。
また、今回の収録は「有名人のゲスト出演」のような気軽な参加ではなく、2年を費やした長期プロジェクトだったことも明かした。しかし、ポールにとってゲームは、映画やドラマと同じように、異なる媒体で感動的な物語を語ることができるものだという。
「脚本が良ければ、ドラマでもアニメでもゲームでも、僕は喜んで参加したい」と彼は語った。
via: Polygon