最近、ネットのあちこちで見かける「AIが生成したジブリ風の画像」。今やSNSだけでなく、時として公的機関の広報物などにも使われ、すっかりお馴染みの存在となりました。
そんな中、ある飲食店のメニュー写真がX(旧Twitter)で大きな話題を呼んでいます。投稿されたのは、AIによって生成されたと思われる一枚の「料理の宣伝画像」。その独特すぎる仕上がりが「おじさんのAI(ジジイのAI)」と名付けられ、ネット上で共感とツッコミの嵐を巻き起こしているのです。

ことの発端は、あるXユーザーの投稿でした。一枚のAI生成された料理写真に、ただ一言「ジジイのAI」と添えてポストしたところ、瞬く間に拡散され、大きな注目を集めました。
問題の画像は、AIで生成された料理の写真。しかし、全体的に色合いが黄色っぽく、光と影の当たり方もどこか不自然です。なぜ実物の写真を使わず、このようなクオリティのAI生成画像を採用したのか、多くの人が首をかしげています。

この投稿には、「この黄色っぽいAIの絵柄、見ればすぐわかる」「本当に黄色くカビが生えたみたいなジブリ風…」「最近、おじさん世代がこういう画像を使いたがるよね…」といった声が多数寄せられました。

このAIメニュー写真には、多くのユーザーが困惑を隠せない様子。コメント欄は笑いと疑問の声で溢れかえりました。「飲食店の料理写真をなんでAIで生成するの?」「普通に写真撮ればいいだけじゃない?」「おいしくなさそう……」「AIが描いたご飯って全然食欲がわかない」。さらには、「飲食店なのに実物の料理写真を載せないって、信頼性が低すぎるでしょ」といった厳しい意見も飛び出しています。

散々な言われようの画像ですが、一部では「でも、今どき500円で食事ができるのは、正直言ってかなり魅力的だよね」と、その価格設定に注目する声もありました。

この一連の騒動で、「おじさんのAI」は日本のネットユーザーの間で新たなミーム(ネットスラング)として定着しつつあります。この言葉は、「黄色っぽい色合い、不自然な光の当たり方、そしてどこか古風なセンス」が特徴の、例の“AIジブリ風”画像を指す言葉として使われています。
さらに的確な表現として、「黄色くカビが生えたようなジブリ風」「一目でAIが描いたとわかる広告」と評するユーザーも。若い世代にとって、こうした画像はチープでセンスがないことの象徴と見なされているのかもしれません。
via: togetter