『ゴジラ』や『ウルトラマン』シリーズで知られ、「特撮の神様」として世界中のファンから敬愛される故・円谷英二監督が、米国視覚効果協会(VES)の「ホール・オブ・フェーム(殿堂)」に選出され、11月8日に殿堂入りを果たしました。日本人としては初の快挙となります!授賞式にはウルトラマンとバルタン星人もお祝いに駆けつけ、会場を大いに盛り上げました。

VESの「ホール・オブ・フェーム」は、世界のVFX(視覚効果)分野に多大な影響を与えた先駆者たちを称えるための終身功労賞。これまでにウォルト・ディズニーやスタンリー・キューブリック、そして「映画の魔術師」ジョルジュ・メリエスといった錚々たるレジェンドたちが名を連ねています。今回の円谷監督の殿堂入りは、彼が「VFX技術の礎を築いた一人」として、世界的にその功績が認められたことを意味します。

式典には、円谷プロダクションの現社長である永竹正幸氏が円谷監督の遺族を代表して出席。「この歴史的な瞬間を目の当たりにでき、大変光栄です。円谷英二は常に作品を通じて観客に喜びと驚きを与え、その感動が想像する力、未来への希望、そして平和と愛を求める心につながることを願っていました」とコメントしました。

永竹社長は続けて、円谷監督が1954年の『ゴジラ』で怪獣映画ブームを巻き起こし、1966年には『ウルトラマン』シリーズを生み出して、60年近く続く日本の特撮文化の礎を築いた功績を振り返りました。「この栄誉は、彼の技術的な功績だけでなく、その独創的なアイデアと哲学が、今なお国境を越えて多くのクリエイターにインスピレーションを与え続けていることの証です」と語りました。

今回の円谷監督の「VES殿堂入り」は、彼の一生をかけた功績への最高の賛辞であると同時に、日本の「特撮」文化が世界映画史の殿堂に正式に名を刻んだ瞬間と言えるでしょう。『ゴジラ』の咆哮から『ウルトラマン』のスペシウム光線まで、円谷監督が育んだ「空想の力」は、日本の映像クリエイションが持つ無限の可能性を世界に示し続けています。