『Pokémon Pokopia』70ドルの価格設定に賛否! 任天堂初の「ゲームキー」専用販売に「話が違う」とファンから批判も

任天堂は本日、『Pokémon Pokopia』の最新情報を公開し、2026年3月5日に発売することを発表しました。価格は69.99ドルです。しかし、ファンを驚かせたのは、本作のパッケージ版が「ゲームキー」形式でのみ販売されるという点。任天堂がパブリッシングを手掛けるタイトルとしては初の試みとなり、ファンからは「話が違うじゃないか」と、戸惑いや批判の声が広がっています。

公式サイトの商品ページでは、日本向けには「ゲームキー」版であることが明記されています。一方、米国版ページに記載はありませんでしたが、任天堂が公式YouTubeチャンネルで公開した「Switch 2でのゲームキーの使い方」という解説動画では、まさにこの『Pokémon Pokopia』が使用されており、この販売形式が裏付けられました。

「ゲームキー」とは、Nintendo Switch 2向けに導入される新しいパッケージ販売方式のこと。見た目は従来のゲームカードに似ていますが、中にゲームデータそのものは入っておらず、ダウンロード用のコードが記録されているのみ。つまり、遊ぶためにはインターネットに接続してゲーム本体をダウンロードする必要があります。中古での売買や貸し借りは可能ですが、完全な「パッケージ版」と比べると、コレクションとしての価値や、オフラインですぐに遊べない点に不満を持つゲーマーは少なくありません。

今回、特にファンが問題視しているのが、任天堂が過去に「自社開発タイトルではゲームキーを採用しない」といった趣旨の発言をしていたとされる点です。このため、今回の決定は「約束を破った」と受け止められています。

しかし、厳密に言えば『Pokémon Pokopia』の開発はコーエーテクモが担当しており、任天堂はあくまで発売元(パブリッシャー)という立場。とはいえ、任天堂が発売するタイトルとして「ゲームキー」形式が採用されたのは今回が初めてであり、同社のパッケージ戦略における大きな転換点と見られています。

さらに、69.99ドルという価格設定も議論の的となっています。この価格は、80ドルとされる『マリオカート ワールド』に次ぐ高価格帯であり、『ドンキーコング バナンザ』や『Pokémon LEGENDS Z-A』をも上回ります。そのため、「70ドルも払って、手元にゲームそのものが残らないのは納得いかない」と、価格と販売形態のアンバランスさを指摘する声も上がっています。



via: IGN