(画像:Netflix)
ダニエル・クレイグが『ナイブズ・アウト』シリーズで演じる探偵「ブノワ・ブラン」は、シリーズ全体を貫くキーパーソンだが、最新作『ナイブズ・アウト3:目覚めよ死者たち』では、これまでの2作に比べて出番が少ない。なんと、物語が40分間進行するまで彼の姿を見ることはできないのだ。
このようなストーリー構成について、シリーズ監督のライアン・ジョンソンは『トータル・フィルム』のインタビューで次のように説明している。「この映画のミステリー構造は、これまでの2作よりも伝統的だ。つまり、アガサ・クリスティの小説のほとんどがそうであるように、第一幕で容疑者全員と出会い、殺人事件が起こり、そして最後に探偵が登場する。原点回帰とも言えるこのやり方は、とても面白いと思ったんだ。」

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ジョンソンは続けて説明する。「だが同時に、この映画のテーマはより複雑でもある。複雑と言うべきではないかもしれないが、私はこの映画のトーンをしっかりと確立し、ジュードというキャラクターをきちんと描きたかった。彼にとって宗教が何を意味するのかも含めてね。だから、第一幕では容疑者を紹介するだけでなく、ジュードの視点もしっかりと築き上げるのに時間をかけるべきだと感じたんだ。そうする価値はあると思った。そして、この映画の冒頭40分間を支え、『あれ、ダニエルはどこに行った?』と観客に思わせないような俳優を見つけられれば、成功だと考えたんだ。」
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ジュード役はジョシュ・オコナーが演じており、ジョンソンはオコナーの演技を絶賛している。「ジョシュは本当に素晴らしいよ。このシリーズのどの作品も、最初の作品はアナ・デ・アルマス、2作目はジャネール・モネイ、そして今回の作品はジョシュと、実はブノワ・ブランが主役ではないんだ。重要なのは、観客がすぐに共感できるキャラクターを作り出すこと。ジョシュのこれまでの多くの作品を見て、彼の演技の幅広さを知っていたし、正直なところ、彼と会ってからは『この人と一緒に現場で仕事をしたい』と強く思ったんだ。観客も彼と一緒にこの映画を最後まで見てくれるだろうと思っているよ。」
via: Total Film