イラストやキャラクターデザインなど、ACG(アニメ・コミック・ゲーム)業界で活躍するクリエイターは数多くいます。
そんな中、イラストレーターのいなほ ゆらさん(@yura_inaho)がX(旧Twitter)に投稿した、ある不思議な体験が話題を呼んでいます。なんと、ご自身が描く「ウーパールーパー(メキシコサラマンダー)」のイラストを投稿するたびに、メキシコの方々からすさまじい勢いで感謝のメッセージが届くのだとか。これには、いなほさんも「もしかしてウーパールーパーって、メキシコでは絶大な人気を誇る生き物なの…?」と驚きを隠せなかったようです。そしてこの出来事をきっかけに、ウーパールーパーが実はメキシコの固有種であることを知り、多くの注目を集めることとなりました。

いなほさんが不思議に思うのも無理はありません。日本では「ウーパールーパー」の愛称で親しまれていますが、この生き物の正式名称は「メキシコサラマンダー」。その名の通りメキシコの固有種であり、現在、野生の個体は絶滅危惧種に指定されています。

この投稿には、メキシコや日本のユーザーから多くの解説コメントが寄せられました。驚くべきことに、メキシコの50ペソ紙幣には、なんとウーパールーパーがデザインされているとのこと。そのあまりの可愛さから、現地では「新札を使いたくない人が続出し、お札の流通が滞った」なんていうユニークなジョークまで生まれているそうです。


同時に、ウーパールーパーが直面している厳しい現実についても情報が寄せられました。本来の生息地が開発によって汚染され、野生の個体数は1000匹にも満たない可能性があるとのこと。現地の修道院や研究機関が、保護や人工繁殖、そして自然への放流に懸命に取り組んでいる現状が伝えられました。

▼ 実際にメキシコ現地の研究機関を訪れたというユーザーからは、大人気だというぬいぐるみの写真も投稿されています。


一連の反響を受け、いなほさんは自身の創作キャラクター「うーさーるーぱー」が思いがけず世界中に届いたことへの喜びを語りました。「このキャラクターを好きになってくれたら嬉しいです」とコメント。また、バンダイとのコラボレーションでカプセルトイ商品も展開しており、将来的には関連グッズを世界中のウーパールーパーファンに届けたい、と今後の展望を明かしました。

「ウーパールーパー」というモチーフが持つ唯一無二の魅力が、作者のいなほさん自身も知らなかった遠い国まで人気を届けたのかもしれませんね。いなほさんの創作活動に興味を持った方は、ぜひ「うーさーるーぱー」の公式Xアカウントをチェックしてみてください。可愛いイラストやショート漫画が随時投稿されていますよ。
via: togetter