津田健次郎が「好きな声優ランキング」で堂々の1位! 50代で俳優業も絶好調、しかし若手時代はパンも買えない極貧生活だった過去を告白

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役や、『呪術廻戦』の七海建人役など、数々の人気キャラクターを演じる声優の津田健次郎さん。54歳というベテランの域にありながら、その人気はとどまることを知らず、近年ではそのイケボと渋いルックスを武器に俳優としても大活躍。活躍の場を広げ続けています。

近年その人気はうなぎのぼりで、オリコンニュースが昨年末に発表した第1回「好きな声優ランキング」男性編では、見事第1位に輝きました。若者からシニア層まで、幅広い世代の心をガッチリ掴んでいます。50歳を過ぎてからドラマや映画のオファーが急増し、まさに「俺のターン!」が続いている津田さんが、オリコンニュースのインタビューでこれまでのキャリアを振り返りました。

津田さんは19歳で演劇の世界に入り、大学在学中に俳優としてデビュー。2000年に放送されたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』ではホスト役を演じたことも。しかし、過去のインタビューでは、当時の苦しい生活を赤裸々に語っています。「なかなか認めてもらえず、どん底にいるような感覚でした……」「まったく稼げなくて、パンを1個買うのにもすごく悩むほど。お皿にロウソクを立てて、その揺れる明かりで台本を読んだこともありました。」

俳優としてなかなか芽が出ない中、25歳で声優の仕事と出会います。そして29歳の時、自身が「運命的なキャラクター」と語る『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役(2000年)を射止め、その後『テニスの王子様』の乾貞治役などを経て、声優としての地位を確立していきました。津田さんは当時を振り返り、「このままじゃ人生ヤバいなって本気で思っていた時期に、『あれ、これで食っていけるかも』って光が見えたんです」と笑顔で語り、新たな道を開いてくれた声優という仕事への感謝を口にしました。

第1回「好きな声優ランキング」男性編で1位に輝いたことについて、津田さんは「本当にびっくりしました! こういう幅広い世代が対象のランキングで1位をいただいたのは初めてなんです。これまでもランクインさせてもらうだけで嬉しかったんですが、それは特定の層に向けたものが多かったので。1位だと聞いたときは、驚きと喜びでいっぱいでした(笑)」と、喜びを語りました。

さらに、「30代からの支持が特に強いという自負はありました(笑)。特に『遊☆戯☆王』世代のファンの方々は本当に熱狂的で、イベントでもすごい熱量で応援してくださるんです。アフレコ現場でも、30代の共演者や若手から『俺、元決闘者(デュエリスト)です!』って言われることがよくあって。キャラクターがこれだけ長く愛され続けているのは、本当に幸せなことですね」と明かしました。

特に2025年に放送されたNHK連続テレビ小説『あんぱん』への出演後は、「80代のファンの方が増えたんです! 今までそんなことなかったので、撮影現場でスタッフさんから『うちの母がファンなんです』って言われたときは本当に驚きました。まさかそんな日が来るとは思ってもみませんでした」と、ファン層の拡大に驚いている様子。

50代を迎え、アニメのアフレコはもちろん、俳優としての活動もますます活発に。演じる役柄の幅も大きく広がっています。
朝ドラ、大河ドラマ、日曜劇場、そして映画への出演と、八面六臂の活躍を見せる津田さん。本人も『遊☆戯☆王』のセリフを借りて「まさに俺のターン!」と語るほど、その勢いは止まりません。

今や「ツダケン」の愛称で親しまれる彼は、人気声優という枠にとどまらず、俳優としての存在感も増すばかり。若手時代に俳優として苦渋を味わった彼自身、50代にして再び俳優の舞台でこれほど多くのオファーを受けることになるとは、想像もしていなかったかもしれませんね。

via: Oricon News