今年の箱根駅伝で「新・山の神」と称される圧巻の走りを見せた青山学院大学の黒田朝日選手。その驚異的な“山登り”のスピードは、大会後も大きな話題を呼んでいます。
そんな中、X(旧Twitter)で「黒田朝日選手の速さを実体験する方法」という投稿が話題に。実際に試したユーザーから「全くついていけない、秒で散った」「人間業じゃない」といった悲鳴が殺到し、大きな盛り上がりを見せています。

投稿者によると、黒田選手が箱根駅伝5区で見せた走りを再現するには、ジムのトレッドミル(ランニングマシン)を時速18km、傾斜10%以上に設定すればいいとのこと。しかし、投稿者いわく、一般人なら「10秒ももたずに転倒する」レベルだそうで、試すなら相当な覚悟が必要だと注意を促しています。
投稿者はさらに、傾斜をつけずに時速17~20km(1kmあたり3分~3分半ペース)で走るだけでも、歩数を増やす(ピッチ走法)だけではすぐに限界が来ると指摘。最終的には歩幅(ストライド)を広げざるを得なくなり、その時に「ああ、ランニングって地面からの反発を推進力に変えることなんだ」という感覚が掴めるはずだと語っています。

この投稿は瞬く間に拡散され、実際に挑戦したユーザーからの報告が殺到。コメント欄は「全滅」報告で埋め尽くされました。わずか十数秒でギブアップしたという声や、マシンから転げ落ちてしまったという報告も。中には「ジムで試す人は周りの目に気をつけて。変な人だと思われるよ」といった苦笑いのコメントも見られました。

日頃から運動習慣のある人や、陸上経験者からも「絶好調の時でも時速15kmの傾斜ありが限界」といった声が寄せられ、時速18km・傾斜10%がいかに異次元の領域であるかを物語っています。また、ジムに通うユーザーからは、そもそも多くのマシンが最高速度18km/hに対応しておらず、「設定すらできない」という指摘もありました。

この盛り上がりを受け、スポーツ界からの黒田選手への評価も再び注目されています。特に、ライバル校の監督がレース後に語った「あれはもう努力でどうこうなる問題じゃない。次元が違う」というコメントは象徴的です。黒田選手が本当に恐ろしいのは、このペースで短時間を駆け抜けたのではなく、1時間7分もの間、この強度を維持し続けた点にあります。同じ5区を走った他の選手たちも決して遅いわけではなく、ただ黒田選手が規格外すぎた、というわけです。
まさに箱根駅伝が「怪物級のランナーが生まれる舞台」と呼ばれる所以を改めて証明した今回の走り。もしこの「黒田選手の速さ」を体験してみたいという方は、安全にはくれぐれも注意した上で、5区の「山の神」がいかにとんでもない領域で走っていたのかを体感してみてはいかがでしょうか。
via: togetter