終末世界でもポケモンを! あるファンが制作した「究極のポケモン保存箱」が話題に。太陽光で充電も可能なガチ仕様

「もしも世界が終わってしまったら…それでもポケモンをプレイし続けたい!」そんな壮大なテーマを掲げ、ある海外のファンが作り上げた「究極のポケモン保存システム」が、今ネットで大きな注目を集めています。文化遺産を保護するかのような情熱で、『ポケットモンスター』シリーズの歴代本編作品、ゲーム機本体、周辺機器のすべてを、長さ1メートルを超える頑丈なハードケースに集約。保護性能から携帯性、さらには電力供給まで考慮されたその徹底ぶりは、単なるコレクションの域を超えた「究極の保存計画」と海外メディアでも報じられています。

この装備が初めてお披露目されたのは、海外の掲示板Redditでのこと。投稿者であるAByteOfLogicさんは、これは単なるコレクションの展示ではなく、「もし本当に世界の終わりが来ても、ポケモンたちを生き残らせるため」の計画だと語ります。写真を見ると、箱の中には初代『赤・緑』から最新作『Pokémon LEGENDS Z-A』までの主要作品がズラリ。内部の緩衝材はソフトのカートリッジ形状に合わせて精密にくり抜かれており、まるで精密機器を保管するような徹底ぶりです。

ハードケースにはプロ仕様の機材ケースが採用されており、防水・防塵・耐衝撃性能を完備。ケースの外側にはモンスターボールのシンボルがプリントされ、これが「ポケモン専用」であることを示しています。ゲームカートリッジだけでなく、ケースの上層と下層には、実際にゲームをプレイするためのゲームボーイシリーズから後期の機種まで複数のゲーム機本体が収納されており、通信交換に必要なハードウェアもきっちり確保されています。

さらにネットで話題を呼んだのが、箱の中に充電式バッテリーやソーラーパネルまで含まれている点です。この保存計画が電力問題まで見据えており、ほぼ「自給自足」でゲームをプレイできる環境を構築していることがわかります。

投稿者さんは、これらのゲームは新品未開封ではなく、自身が子供の頃から遊び込んできたものだと強調。「僕が今まで捕まえたポケモンは、今でも全部ここにいるんだ」という言葉が、この壮大な計画にエモい重みを加えています。

この「終末に備える」というコンセプトは、欧米で流行している災害などに備える「プレッパー文化」とも通じるものがあり、終末世界を描いたゲーム『デス・ストランディング』を思い起こさせるといった声も上がっています。

しかし、本当に終末のために作られたかどうかはさておき、この事例は一つの重要な事実を浮き彫りにしています。それは、デジタル化とハードウェアの老朽化が進む現代において、ゲームという文化をいかにして保存し、後世に伝えていくかという問題が、プレイヤーとゲーム業界が共に直面する大きな課題になりつつあるということです。