カプコンは、最新の「バイオハザード」発表会にて、『バイオハザード レクイエム』のさらなる実機プレイ映像を公開。本作の核心が、「サバイバルホラー」と「アクションホラー」という2つの方向性を極限まで追求したものであることが明らかにされました。ゲームは2人の主人公によってそれぞれ異なるプレイスタイルが展開され、全体として前代未聞の二重構造を特徴としています。

ゲームディレクターの中西晃史氏によると、女性主人公であるグレース・アシュクロフトは、『バイオハザード2』や『バイオハザード7』から着想を得ており、資源管理や圧迫感のある雰囲気、そして心理的な恐怖に重点が置かれているとのことです。
彼女は限られた弾薬の中、ステルスと的確な判断力で生き延びなければなりません。さらに、特殊な装置を使ってゾンビの血液を採取し、武器として転用することも可能。実機プレイ映像では、グレースが調合した血液試薬でゾンビを爆発させるという、残酷ながらも戦略的なサバイバル術を披露していました。



一方、もう一人の主人公レオンのパートは、『バイオハザード4』のようなアクション性の高いプレイスタイルが特徴です。DSOエージェントである彼は、近接格闘と銃撃戦を巧みに使い分け、新武器の斧で攻撃をパリィしたり、敵の首を刎ねたりと大立ち回り。さらにはゾンビの手からチェーンソーを奪い取って反撃するなど、部位への精密な攻撃も相まって、より爽快でスピーディーな戦闘が楽しめます。
2人の主人公の違いは、なんとセーブシステムにまで及んでいます。難易度「スタンダード(クラシック)」では、グレース側でのみ、懐かしのタイプライターでセーブする際に有限の「インクリボン」を消費する必要があるとのこと。これはシリーズ初期作品への明確なオマージュであり、彼女が直面する極限のサバイバル状況をより一層際立たせています。
さらに、本作に登場するゾンビの行動パターンも進化。感染者たちはもはや単なる無意識の脅威ではなく、生前の習慣を保持しているのが特徴です。例えば、延々と掃除を続ける清掃員や、厨房で仕込みを続けるシェフなど、その行動は様々。開発チームは、プレイヤーがこれらの行動の違いを観察し、利用することで、危機的状況から活路を見出してほしいと語っています。
カプコンが贈る『バイオハザード レクイエム』は、2026年2月27日にNintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X、そしてPCプラットフォームで発売予定です。2人の主人公が織りなすこの斬新なゲームデザインが、シリーズの今後にどのような一石を投じるのか、ファンならずとも目が離せませんね!