横浜の実物大ガンダム、運営会社が特別清算へ! 負債総額32億円超えに「まさか」の声

2020年から横浜・山下ふ頭にオープンしていた「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」。実物大「RX-78F00 ガンダム」は、世界中のガンダムファンが聖地として巡礼した場所ですが、2024年3月末に約4年間の展示期間を終え、惜しまれつつ閉幕しました。

ところが、先日報じられたニュースによると、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の運営を担っていたEvolving G社が、東京地方裁判所から特別清算開始の決定を受けたとのこと。2024年3月期の決算では、なんと負債総額が32億6852万円にものぼり、この実物大ガンダムと関連イベントが、まさかこれほどの巨額赤字を抱えていたとは、まさに驚きを隠せません。

Evolving Gは、バンダイナムコホールディングス傘下の関連会社で、「実物大ガンダム」を展示する「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の運営を手がけていました。同施設は2024年3月に展示を終了し、閉園しましたが、長年の赤字が累積し、深刻な債務超過に陥っていたとのこと。その後、会社は清算手続きを進め、2025年2月の株主総会で正式に解散を決議。今回の特別清算開始に至ったわけです。

施設は周辺地域に多くの経済効果をもたらし、国内外から多くの観光客が訪れたのは事実ですが、オープン直後に新型コロナウイルス感染症(コロナ禍)に見舞われ、約2年間にわたり来場者が激減。さらに、実物大ガンダムの維持管理には莫大な費用がかかるため、これらが重なり、運営は厳しい赤字を計上することになってしまったようです。

ここで注目したいのは、実は「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」は、当初2023年に撤去される予定だったこと。しかし、展示期間が1年延長され、2024年まで設置されることになりました。この延長により、コロナ禍が落ち着いた後に、より多くのファンがこの実物大ガンダムを「聖地巡礼」することができました。

もし延長がなければ、赤字はさらに深刻なものになっていた可能性も考えられます。というのも、2023年はちょうどコロナ禍(2020年~2022年)が明けたばかりの時期。オープンからほぼ全期間がコロナ禍と重なっていたわけですからね。


via: itmedia