メルカリ、卒業シーズンの制服出品に注意喚起 「『使用済み』の性的アピールはNG」と警告し話題に

春は出会いと別れの季節、そして卒業シーズン。不要になった制服や学用品をフリマアプリに出品する人も多いのではないでしょうか。しかし、この時期ならではの“ある問題”が持ち上がっています。

大手フリマアプリのメルカリが公式Xで、いわゆる「ブルセラ」(使用済みの衣類などを性的な目的で売買する行為)にあたる出品は禁止されていると改めて注意喚起。規約に違反した場合は、強制的に出品を削除するとしています。

卒業シーズンを迎え、不要になった制服や学用品を出品するケースが増えています。メルカリ公式も「思い出の品を次の人に譲るのは、とても素晴らしいことです」とコメントしつつ、「『ブルセラ』(性的な意図を持つ中古品販売)と判断された場合、規約違反となる可能性がありますので、十分ご注意ください」と釘を刺しています。

「ブルセラ」は1990年代に、女子生徒の使用済み制服や体操服などを販売する「ブルセラショップ」が社会問題化したことで知られています。現在では多くの自治体が青少年保護育成条例などで、使用済みの下着類の売買を規制しています。

メルカリでは、商品のカテゴリや名称にかかわらず、以下のようなケースを禁止事項として挙げています。

性的な意味合いで「使用済み」であることを強調する

「ブルセラ」を想起させるような不適切な文言や画像を使用する

購入後に嫌がらせなど不適切なコミュニケーションを求める行為

また、「使用済みのスクール水着、体操服、制服」といったアイテムは、青少年保護や衛生上の観点から、そもそも出品が禁止されています。

運営はさらに、制服だけでなく教科書や文房具といった学用品であっても、規約違反と判断されれば商品の削除やアカウントの利用制限といった措置が取られる可能性があると付け加えています。

この注意喚起に対し、SNSでは様々な声が上がっています。メルカリでは多くの中古衣類が取引されているため、「審査基準が曖昧だと、純粋に不用品を処分したいだけの出品者まで巻き添えを食らうのでは?」と懸念する声も見られます。

また、「卒業シーズンの一時的な出品を厳しく取り締まるより、悪質な転売ヤーをもっと取り締まるべきでは?」といった意見や、「これはごく一部の問題だろう」といった指摘も寄せられています。

もちろん、あからさまに性的なアピールをするような出品は、そもそもメルカリのような大手プラットフォームでは行われないのでは?という見方もあります。一方で、令和のこの時代に「ブルセラ」という言葉や、そうした需要が未だに存在すること自体に驚きを隠せないユーザーも多く、「まだそんな趣味の人がいるのか…」と困惑する声も上がっていました。