2024年に発売され、qureateが開発した『バニーガーデン』は、多くの配信者やVTuberがこぞって配信し、その「紳士っぷり」が話題を呼んだタイトルです。キャバクラ風のきわどい美少女ゲームとして注目を集めました。その最新作『バニーガーデン2』が、いよいよ4月16日にNintendo SwitchとSteamでリリースされます。
qureateの社長兼プロデューサーである臼田裕次郎氏が『ファミ通』のインタビューに応じ、新作について語るとともに、昨今プラットフォームの審査が厳しくなる中で、「ちょっぴりエッチな」ゲームを作るのがいかに難しいかについても明かしました。

数年前の『Beat Refle マッサージ狂』の炎上事件を経て、qureateの制作方針が保守的になったのかという問いに対し、臼田氏は、過去の経験から学ぶことはあったものの、内容を全面的に抑える選択はしないと語っています。
当時は「面白そう、話題になりそうだから作る」という側面が強かったそうですが、後に一部のプレイヤーが不快に感じたり、見るべきではない層にまで影響を与えたりする可能性に気づいたとのこと。現在は、内容を抑えるのではなく、「不快感を与えず、かつ作品の個性を損なわない」表現方法を見つけることに重点を置いているそうです。なぜなら、もし全部変更してしまったら、こうした紳士向けゲームの存在意義が失われてしまうから、と。
▼ 当時、『Beat Refle マッサージ狂』は表現があまりにきわどく、批判を浴びる結果に。

開発中、qureateチームは本当にぶっ飛んだアイデアが飛び交い、中には「お蔵入りレベル」のクレイジーな発想も頻繁に出るそうですが、そこから実際に使える内容へと調整していくとのこと。しかし、最も難しいのは、ゲームを「プラットフォームのガイドラインに沿うように調整する」ことだといいます。今回の『バニーガーデン2』も、Steam版とSwitch版では審査基準が異なるため、内容に差異が生じるとのこと。
臼田氏は、「プラットフォームや審査機関のガイドラインを意図的に踏み越えることはしませんし、『ギリギリを攻める』ようなこともしていません。事前にコミュニケーションを取り、どこまでがOKなのかを確認します。同時に、自分たちが作りたい範囲で、どこまで表現できるのかを試すこともありますね」と語っています。


こうした紳士向けやきわどい表現を含むゲームは、リリース時に審査で引っかかることも多いですが、qureateは、主要な顧客層がこうした作品を好むプレイヤーであることを理解しています。そのため、「全てを規制する」ことも「いっそ作らない」ことも、プレイヤーにとっても開発者にとっても良い選択肢ではないと考えているようです。
臼田氏は、「多くの人がqureateのゲームだけでなく、様々なエッチな要素を含む作品を求めているのは分かっています。もし私たちが『不快感を与えないこと』ばかりを気にして、表現を縮小したり、最悪作らなくなってしまったりしたら、最終的に誰もハッピーになれません」と率直に述べています。


だからこそ、彼らの目標は、この時代の規範に沿いつつ、適切な表現方法を探求し、同時に面白い作品を作り続けること。プロデューサーの臼田裕次郎氏は最後に「バニーガールは世界を救う!」と付け加えており、『バニーガーデン』の成功がqureateチームにとって本当に大きな喜びだったことがうかがえますね。

『バニーガーデン』のような、ちょっぴりセクシーで紳士的なインタラクション体験が好きだったプレイヤーにとって、今回の続編はまさに全面アップグレード版といえそうです。新しいキャラクター、新しい演出形式、そしてさらに多くのキャラクターが登場するとのこと。これはもう、お財布が悲鳴を上げそうな予感……! 16日にはもう発売なので、これはもう、プレイするしかないっしょ!
via: famitsu