マーベル新作『スパイダーマン:ブランニュー・デイ』のポスターにパクリ疑惑?『鬼滅の刃』と『カグラバチ』ファンを巻き込む論争が勃発

マーベル・スタジオの新作映画『スパイダーマン:ブランニュー・デイ』の最新キービジュアルが、思わぬ形で物議を醸しています。一部のファンから、このポスターの構図が人気漫画『鬼滅の刃』無限城編や『カグラバチ』のワンシーンに酷似しているとの指摘が相次ぎ、「オマージュ」か「パクリ」かを巡ってネット上で熱い議論が巻き起こっているのです。

発端となったのは、『鬼滅の刃』ファンからの指摘でした。ポスターに採用された「瞳のアップと、そこに映り込むキャラクター」というデザインが、『鬼滅の刃』無限城編のティザービジュアルで描かれた猗窩座の姿と、その緊迫感や物語性においてそっくりだというのです。



しかし、これに対してマーベルファンからは反論も。この種の構図は、2004年公開の映画『スパイダーマン2』のポスターや、さらに遡って1980年代に活躍したコミックアーティスト、ジョン・ロミタ・Sr.の作品にも見られる、シリーズ伝統のビジュアル表現であるとの声が上がっています。

一方、CinemaCon 2026でポスターが公開されると、今度は『カグラバチ』の読者もこの論争に参戦。主人公が上部に、敵が下部に三角形を描くように配置された構図が、『カグラバチ』第77話のコマ割りと瓜二つだと話題に。作中に刀が登場する点も、ポスターに描かれたヴィラン組織「ザ・ハンド」と通じるものがあり、直接的な参考にしたのではないかという見方も出ています。

もっとも、こうした類似点を「アートにおける相互参照」と捉える冷静な意見もあります。近年、アメコミと日本のマンガが互いにオマージュを捧げ合うことは珍しくなく、DCコミックスの『アブソリュート・バットマン』シリーズが『チェンソーマン』や『DEATH NOTE』の有名シーンを引用した例は記憶に新しいところです。さらに、『カグラバチ』の作者である外薗健先生が2025年にマーベル本社を訪問し、ジョー・ケリー氏やトラッド・ムーア氏といったクリエイターと交流していた事実も、ファンの間では「何らかの合意があったのでは?」という憶測を呼んでいます。

映画『スパイダーマン:ブランニュー・デイ』は、2026年7月31日に公開予定です。


via: CBR