米ホワイトハウスがトランプ氏の『マンダロリアン』風画像を投稿、ファンからIP濫用と軍事的隠喩に批判殺到「ヘルメット未着用は設定違反、国旗のストライプも間違い」

アメリカのホワイトハウスが2026年5月4日の「スター・ウォーズの日」に、ソーシャルメディアに合成画像を投稿した。ドナルド・トランプ米大統領を『マンダロリアン』のキャラクター風に仕立て上げ、劇中の名台詞「This is the way」と「May the 4th be with you」を添えたこの投稿は、ネット上で大きな話題を呼び、ファンから反発の声が上がっている。

この画像では、トランプ氏が片手にアメリカ国旗を持ち、もう片方の手にはマンダロリアンのヘルメットを抱え、傍らにはキャラクターのグローグーが登場している。しかし、一部のネットユーザーからは国旗のストライプの数が間違っているとの指摘があり、さらに、キャラクターがヘルメットを着用していない設定は原作の世界観に反するとされ、全体的な表現に疑問の声が上がっている。

ホワイトハウスの投稿には「強大な力を求める銀河において、アメリカは常に準備万端である」と記されており、一部のネットユーザーからは、エンターテインメント作品の言葉を軍事・政治宣伝に転用していると批判された。あるユーザーは、『スター・ウォーズ』の台詞と軍事力を結びつけることは「ある種のディストピア的な意味合いを持つ」と指摘し、無許可でのIP使用にあたるのではないかとの疑問も呈されている。

実は、ホワイトハウスが「スター・ウォーズの日」にこのような内容を投稿したのは今回が初めてではない。2025年にもトランプ氏が赤いライトセーバーを持つ合成画像を公開しており、その投稿では政治的対立候補を批判していた。当時も同様に議論を呼んだ。『ルーク・スカイウォーカー』を演じたマーク・ハミル(Mark Hamill)もこの画像について公に批判しており、赤いライトセーバーは悪役を象徴すると指摘し、ユーモラスな方法で皮肉っていた。



via: EW