『パニッシャー:最後の一撃』フランク・キャッスルの墜落シーンが「まるで『GTA』」と酷評!まさかの撮影方法が判明し物議

マーベルの特別編『パニッシャー:最後の一撃』が、このほどあるアクションシーンを巡ってSNSで物議を醸している。

劇中、ジョン・バーンサル演じる「パニッシャー」ことフランク・キャッスルが屋上から後方に飛び降り、銃を撃ちながら空調設備に落下するシーンが、未完成のCGIのように見えると多くの視聴者から批判された。中には『グランド・セフト・オート』(Grand Theft Auto)シリーズのカットシーンのようだという声も上がっている。

このシーンは元々『マックス・ペイン』のようなスローモーション銃撃戦のスタイルで、前半の動きは非常に滑らかだった。しかし、キャッスルが空調設備に衝突する場面に切り替わると、多くのファンが興ざめしてしまったという。視聴者からは、設備が爆発する様子がゲームの物理エンジンのようで、キャラクターの手足の動きも不自然に硬いとの指摘があった。さらに、バーンサルの顔がはっきりと見えるにもかかわらず、苦痛や恐怖の表情がほとんどなく、シーン全体が不自然に見えたという。

SNS上ではすぐに大量の嘲笑コメントが寄せられた。あるネットユーザーは「本当に『GTA』のカットシーンみたいだ」とストレートにコメント。また別のユーザーは、近年見た中で最悪のCGIアニメーションの一つだと批判し、バーンサルがPS4画質の『The Last of Us』のジョエルになったようだ、とまで揶揄した。

しかし、当初このシーンは全てCGで制作されたと思われていたが、ハリウッド・リポーターが情報筋の話として報じたところによると、実はこれは実写のスタントだったという。バーンサル本人が落下開始の動きを演じ、実際に空調設備に衝突する部分はスタントマンが担当したとのこと。記事によれば、このシーンの主なVFX作業は、スタントマンの顔をバーンサルの顔に置き換えることだったという。

そのため、問題はシーン全体がCGIだったことではなく、ポストプロダクションの処理にあった可能性が高い。バーンサルのデジタル顔が画面内で過度に目立っていたこと、スローモーションが衝突の衝撃を弱めてしまったこと、そして追加されたと思われるカメラの揺れなどが、実写で撮影されたはずのシーンをかえって不自然に見せてしまったのかもしれない。




via: THR