
不朽の名作RPG『ファイナルファンタジーVI』(以下、FFVI)は、多くのプレイヤーからシリーズ屈指の傑作として愛され続けています。この度、生成AIで制作された「リメイク版」のコンセプト映像がSNSで大バズりし、ファンからは正式なリメイクを望む声が再燃しています。この映像は、『ファイナルファンタジーVII リメイク』シリーズのような高精細な3Dグラフィックで『FFVI』の世界が表現されており、シリーズの生みの親である坂口博信氏も反応するほど注目を集めています。
X (旧Twitter) ユーザーのデスさん(@desusanJP)が2026年5月16日に投稿した約2分間のAI生成動画は、原作の「ティナのテーマ」がBGMとして流れ、スクウェア・エニックスに向けて「FF6をリメイクしてください」と熱いメッセージを送っています。映像では、ティナが三人称の肩越し視点で街やダンジョンを探索する様子や、マッシュが「ゆうれい」列車を投げ飛ばすといった名シーンも再現されています。
映像が公開されるやいなや、瞬く間に大きな反響を呼び、多くのファンから「グラフィックがすごい」「鳥肌が立った」といった絶賛の声が上がりました。「これを見たらまた『FFVI』を遊びたくなった」という声も多数。本作のプロデューサー兼共同シナリオライターを務め、『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親でもある坂口博信氏も、自身のSNSで映像を引用リポストし、「なんだこれ!?」と驚きつつ「これはすごい」と絶賛しています。

しかし、この映像は一部で議論も巻き起こしました。「キャラクターの動きや表情にAI生成特有の不自然さがある」と指摘する声や、「名作がAIコンテンツに変換されるのは不満」といった意見も。また、「『FFVI』のリメイクは、必ずしも超リアル路線が最適とは限らない。レトロ感を残したスタイルアートで表現すべきでは」と提言するファンもいました。
とはいえ、この映像は『FFVI』リメイクに対するプレイヤーの高い期待値を改めて浮き彫りにしました。スクウェア・エニックス社内でも、過去に開発者がリメイクへの意欲を示したことはありますが、本作のディレクターである北瀬佳範氏は以前、「もし本当に『FFVI』をリメイクするとなると、その規模は20年かかるほど膨大になるだろう」と語ったこともあります。