日本のマンガ史に燦然と輝く、手塚治虫先生が1953年に連載を開始した少女漫画『リボンの騎士』。この不朽の名作が、完全新作のアニメ映画『THE RIBBON HERO』として生まれ変わることが、今年4月にNetflixから発表され大きな話題を呼びました。
そして本日、ついにキービジュアルと初の本予告映像、さらに主人公のキャスト情報が一挙公開! 2026年8月8日より、Netflixにて全世界独占配信されることが決定しました。

『リボンの騎士』は1950年代に発表された作品で、ストーリー漫画形式を初めて少女漫画に取り入れた、まさに金字塔的な存在です。
物語の主人公は、シルバーランド王国の王女「サファイア」。天使のいたずらで、男の子の心である「勇敢な青い心」と、女の子の心である「優しい赤い心」の両方を持って生まれてきてしまいました。王子として育てられたサファイアは、男の心を取り戻そうとする天の使いに抵抗しながら、男装と女装を使い分け、時には仮面で顔を隠した「リボンの騎士」として悪と戦います。

今回の新作アニメで監督を務めるのは、五十嵐祐貴氏。『呪術廻戦』第1期エンディングで原画を一人で担当し、その圧倒的なクオリティで一躍注目を浴びました。初監督作品である『スター・ウォーズ:ビジョンズ』収録の短編「のらうさロップと緋桜お蝶」でも、繊細なドラマと迫力のアクションで国内外から高い評価を獲得。本作が、自身初の長編アニメ映画監督作品となります。
キャラクターデザイン原案には、『Fate/Grand Order』や『刀剣乱舞ONLINE』などで知られる大人気イラストレーターの望月けい氏を起用。さらに、同じく絶大な人気を誇るイラストレーターの米山舞氏もデザイン協力として参加します。アニメーションキャラクターデザインは新垣一成氏が担当。アニメーション制作は、五十嵐監督率いるOUTLINEと、『劇場版モノノ怪』などを手掛けるTWIN ENGINEがタッグを組みます。

今回公開されたキービジュアルは、まるで一枚の油絵のような重厚な構図が特徴です。画面で最も目を引くのは、変身後の主人公「サファイア」。固い決意を秘めた瞳で、剣を構えています。中央には変身前の大きなリボンを結んだサファイアと、3人の新キャラクターらしき姿も。作中における「想い」と、彼女が剣を取る理由が物語の重要な鍵になることを示唆しているとのことです。

▼ サファイアのキャラクター設定画(変身後&変身前)

あわせて公開された予告映像は、荒れ果てた王国と傷ついた兵士たちの姿から始まります。満身創痍のサファイアが苦痛に叫ぶシーンも描かれ、かなりシリアスな雰囲気。絶望の淵に立たされた彼女でしたが、リボンに包まれることで変身する力を手に入れ、「虐げられている人々のために戦う」と決意を固めます。
希望に満ちたシーンだけでなく、不敵な笑みを浮かべる謎のキャラクターも登場。「リボンの騎士、見参!」のセリフとともに新たなヒーローが誕生するラストは、彼女が世界の光を取り戻すことができるのか、期待が最高潮に高まります。






▼ アニメ映画『THE RIBBON HERO』予告映像
さらに、主人公サファイア役のキャストも発表されました! 演じるのは、お笑いコンビ「ラランド」のサーヤさん。長編アニメの主演声優は今回が初挑戦となります。サーヤさんは、オファーを受けた当初、アニメ制作の緻密さに常に尊敬の念を抱いていたため、少し戸惑いがあったとコメントしています。
しかし、監督からサファイアの生い立ちや人生経験が自身と重なる部分が多いと聞き、この役を引き受ける決心がついたそうです。また、「プロの声優ではない自分が演じることへの批判もあるかもしれないが、全身全霊で演じました」と、役に対する真摯な想いを語りました。

『THE RIBBON HERO』は、2026年8月8日よりNetflixにて全世界独占配信スタート。まだ多くの情報がベールに包まれている本作、続報を楽しみに待ちましょう!