「等身大アクリルスタンド破損」投稿がAI生成と判明! さらにDiscordでの収益化を自慢し大炎上

先日X(旧Twitter)で、とある「等身大アクリルスタンド破損」の話題が大きな注目を集めました。投稿主は、『ウマ娘 プリティーダービー』の「ジェンティルドンナ」等身大アクリルスタンドが粉々に割れてしまった写真をアップしたのですが、その後、その画像がAI生成ではないかと指摘され、該当ポストは削除されました。

しかし、話はこれで終わりません。この投稿主は、さらにこのAI破損画像でDiscordに人を誘導し、収益を得たことを示唆する発言をしました。これが火に油を注ぎ、瞬く間に大炎上。最終的に、投稿主は謝罪文を投稿する事態となりました。

まず、事の発端となった商品について説明しましょう。この『ウマ娘 プリティーダービー』ジェンティルドンナの等身大アクリルスタンドは、実はCyStoreで予約販売されていた公式グッズなんです。私服姿のウマ娘たちがデザインされ、お値段なんと約24万円! 最近になって順次発送が始まり、X上では購入したトレーナーさんたちの開封報告が相次いでいました。

そんな中、今回の騒動のきっかけとなった投稿主は、エアコンの修理業者が来るため、作業の邪魔にならないよう等身大アクリルスタンドを移動させようとしたところ、うっかり倒してしまい、粉々に割れてしまったと報告。その際に「等身大アクリルスタンドが破損した」という写真も添えられていました。

このスタンドは元々薄い作りだったと説明し、「まさか24万円のスタンドがこんなにも脆いとは」と嘆いていました。このポストは瞬く間に注目を集め、多くのユーザーが投稿主を慰め、高額な商品がこんなにも簡単に壊れてしまうことに驚き、メーカーの素材選びに疑問を呈する声も上がりました。

しかし、注目が集まるにつれて、一部の目の肥えたユーザーから、投稿されたジェンティルドンナのスタンド画像がAI生成ではないかとの指摘が。不自然な箇所が見受けられるとされ、「なぜAI画像を使って破損を偽装したのか」その意図が問われました。そして、該当ポストは削除されるに至ります。

しかし、騒動はこれで収まりませんでした。元の投稿主は、その後さらにポストを投稿し、このポストのバズりによって、有料のDiscordコミュニティに人を誘導し、関連する話題で約60万円の収益を得たことを示唆。これが猛烈な批判を浴び、事態は一気に拡大、ネット上での大炎上へと発展しました。

ネット上で一日中炎上し、非難の声が殺到した結果、「等身大アクリルスタンド破損」のポストを投稿した主は、謝罪文を公開しました。その内容は以下の通りです。

『ウマ娘 プリティーダービー』ファンの皆様、『ウマ娘 プリティーダービー』運営の株式会社Cygames様、そして「ジェンティルドンナ」の馬主であるサンデーレーシング様。今後は、誤解を招くような投稿は控えます。また、今後画像を投稿する際は、AI生成画像であることを明記いたします。この度は、皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

また、これは私個人の勝手な考えではございますが、ささやかながら償いとして、今回の炎上騒動で得た収益を、認定NPO法人「引退馬協会」様に全額寄付することを検討しております。これで皆様に許していただけるとは思っておりませんが、この行動を通して、心から競馬と引退馬を愛しているという気持ちをお伝えできれば幸いです。 

しかし、多くのファンからは、寄付の有無に関わらず、他人の同情や話題性を利用して利益を得る行為は許しがたい、との声が多数上がりました。厳しい批判が相次ぎ、「信用は地に落ちた」「金儲けを自慢するなんて言語道断」といった怒りの声が噴出しています。

今回の件は改めて、AI生成技術が普及する中で「AIによる偽造コンテンツをどう見分けるか」という問題が、ネットユーザーの間で改めて議論されるきっかけとなりました。こんな風に、バズを狙って同情を誘い、あまつさえ金儲けに利用しようとする輩が炎上するのは、当然の報と言えるかもしれませんね……。