名越スタジオ、主要メンバーが続々退社!カプコンなどへ移籍確認、『ギャング オブ ドラゴン』の行方は?


『龍が如く』シリーズの生みの親として知られる名越稔洋氏が設立した「名越スタジオ」で、またしても人事に関する動きが報じられました。海外メディアの調査によると、複数の開発メンバーが退社したことが確認されており、中には主要な役職を務めていたコアメンバーも含まれているとのこと。これにより、スタジオの今後の動向や、現在開発中の新作『ギャング オブ ドラゴン』の先行きが、ますます不透明になっています。

ここ1年ほど、名越スタジオの状況は業界内外から注目を集めていました。以前には、親会社であるNetEase Gamesが資金援助を撤回したとの噂が流れ、その後、スタジオの公式サイトにアクセスできなくなり、Googleマップ上ではオフィスが「閉鎖」と表示される事態に。さらに先日、共同創設者兼ゲームディレクターの佐藤大輔氏が個人のX(旧Twitter)プロフィールを「元名越スタジオ」に変更し、退社が間接的に確認された形です。名越稔洋氏自身も、先日『ファミ通』の特集記事に「無所属のゲームクリエイター」として紹介されており、憶測を呼んでいました。

ゲームメディア『Game*Spark』が、従業員のLinkedInプロフィールを調査したところ、2026年5月31日時点で、少なくとも7名のメンバーが名越スタジオを退社していることが判明しました。デザイン部門を担当していた細川一毅氏は、退社を明言し、「才能あふれる環境で充実した4年半を過ごした」とコメントしています。また、リード環境デザイナー兼デザイン部門副主任の染屋直樹氏はLightSpeed Japanへ移籍、テクニカルアーティストの保坂友春氏はカプコンに入社したとのことです。

さらに、3Dシネマティックアーティストの涌井博哉氏と、リードキャラクターアーティストの長井才三氏は、6月に『モンスターストライク』の開発元であるMIXIへ移籍。VFXアーティストのShuichi Takahashi氏とキャラクターアーティストの安藤俊周氏は、新たな所属先は未公表ながらも、名越スタジオを「前職」として記載しています。

現時点では、名越スタジオから会社の運営状況や『ギャング オブ ドラゴン』の開発進捗について、公式な発表は行われていません。マ・ドンソク氏主演で、大人向けのストーリーが特徴とされていた本作は、名越スタジオ設立後初の大型プロジェクトとして期待されていましたが、多数のメンバーが離脱したことで、その今後の行方には注目が集まるところです。


via: Game*Spark