DCU版『スーパーガール』脚本家が語る、サッシャ・カジェ版の幻の企画「全く違う内容だった」

ミリー・オールコック(Milly Alcock)主演の映画『スーパーガール』の公開を前に、脚本家のアナ・ノゲイラが先日、『エンターテインメント・ウィークリー』のインタビューに応じ、DCEU時代のサッシャ・カジェ(Sasha Calle)版『スーパーガール』の脚本を執筆していたことを明かした。そして、その幻となったバージョンは、現在のDCユニバース(DCU)版映画とはほぼ完全に異なっていたと語っている。

カジェは2023年の映画『ザ・フラッシュ』でスーパーマンの従妹を演じ、当時のDC前経営陣は彼女を主役に据えた『スーパーガール』映画を企画していた。

しかし、ジェームズ・ガンとピーター・サフランがDCスタジオのトップに就任したことでDCEUは終焉を迎え、この企画も立ち消えとなった。 旧版の脚本についてノゲイラは「あれは全く違いました。何についてだったのかさえ言えないと思いますが、本当にこれ以上ないほど違っていました」とコメント。

「ある『スーパーガール』映画から別の『スーパーガール』映画に何も引き継がれていないというのは、本当にクレイジーなことです」。彼女は、キャラクター、トーン、神話設定のすべてが大幅に変更されたことを強調した。

新版『スーパーガール』は、トム・キングとビルキス・エヴェリーによるコミック『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』を原作としており、カーラ・ゾー=エルが異星人の少女ルーシーと共に復讐の旅に出る物語が描かれる。

しかし、ノゲイラは旧企画が無意味だったわけではないと考えている。「あれは私にとって非常に役立ちました。この種の作品を手がけるときには、能力設定や、キャラクターが何ができるのか、戦闘がどうなるのか、どれくらいの強さであってほしいのかなど、多くのことに慣れる必要があります」と語る。

「スーパーマンは一体どれくらい強いのか?それは脚本家が必要とする強さです。惑星を投げさせる必要があればそうできるし、ひどく打ちのめされる必要があればそれもできます。だから、私は『スーパーガール』の能力設定にすでに非常に慣れていたので、あれは本当に役立ちました」。

惜しくもスーパーガールの役を続投できなかったカジェは、2026年1月のインタビューで「この経験には本当に、本当に、本当に心から感謝しています。なぜなら、それが私をアートを創造できる世界へと導いてくれたからです。あの経験は大好きでした」と語っている。


via: EW