モデラーの皆さん、増え続ける"積みプラ"の消化に追われる日々を送っていませんか? しかも、プラモデルを組んだ後に必ず出る"アレ"、そう、パーツを切り離した後のランナー。ついつい捨ててしまいがちですが、その扱いに困っている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、X(旧Twitter)にてモデラーのねこうささん( @neko_usagi )が、本来なら捨ててしまうはずの廃ランナーを見事に活用した驚きの作品を公開! なんと、バンダイスピリッツの「ENTRY GRADE ドラえもん」をベースに、メカニカルな内部構造を再現した"半解剖モデル"を自作し、多くの注目を集めています。

ベースとなった「ENTRY GRADE ドラえもん」は、誰でも簡単に組み立てられることをコンセプトにした入門者向けのプラモデルシリーズ。少ないパーツ数でサクッと作れる手軽さが魅力のキットです。
ねこうささんは、このキットの顔とお腹の部分を大胆にカット! これから作り込む内部メカを収めるためのスペースを確保するところから作業をスタートさせました。

そして、カットした内部に廃ランナーの切れ端を組み合わせて、メカニカルな構造を作り込んでいきます。もちろん、ただ貼り付けるだけでなく、ドラえもんの丸いフォルムに馴染むように、パーツの形状を調整しながら配置していくのがポイントです。


全体の構造が決まったら、一度パーツを分解して塗装工程へ。ENTRY GRADEなのでパーツ数は多くありませんが、ここからが腕の見せ所です。

まずはシルバーやゴールドで塗装し、金属の質感を表現。これだけでもグッとメカっぽさが増しますね!

さらに、細いリード線などを追加して配線を表現。単調になりがちなメタリックカラーにカラフルな差し色が加わることで、よりリアルで複雑な機械のイメージが生まれます。

そして完成したのがこちら! ねこうささんによると、内部メカのディテールは、ジャンクパーツの山から使えそうなものを一つひとつ探し出して組み合わせているとのこと。膨大なパーツの中からイメージに合うものを選び出す作業は、まさに時間と経験がモノを言う世界です。

また、塗装の配色も重要なポイント。モデラーにとって塗装自体はそこまで難しくないかもしれませんが、メカ部分の色のバランスを取るのは意外と難しいもの。作品全体の雰囲気とマッチさせつつ、説得力のあるディテールに仕上げるには、高いセンスと想像力が求められます。


ねこうささんは、これまでにも様々なキットでこうした内部メカの作り込みに挑戦されています。興味を持った方、自分も挑戦してみたいと思った方は、ぜひご本人のXをチェックして、次なる創作のヒントを探してみてはいかがでしょうか!
via: X@ねこうさ