(画像提供:Amazon)
『ドクター・スリープ』の監督マイク・フラナガンが製作総指揮を務めるAmazonの新作ドラマシリーズ『キャリー』。その初の場面写真が、『Entertainment Weekly』を通じて複数公開された。同誌は、企画・製作を手掛けるフラナガンの独占インタビューも掲載している。
インタビューに応じたフラナガンはまず、スティーヴン・キングの小説を映像化する際は通常、原作のどの部分を凝縮または削除するかを考えなければならないが、今回は例外だったと語る。全8話という十分な尺があるため、逆に『キャリー』の物語をどう拡張していくかを考えたという。例えば、過去の映画版は主にプロムの数日前に起こる出来事に焦点を当てていたが、今回のドラマ版では小説に登場する外部の調査という視点も導入。プロムでの大虐殺の夜にかかってきた通報電話、その後の証言記録、警察の報告書、そして「キャリー」の超能力を解明しようとする科学的研究の結果までもが描かれる。

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さらにフラナガンは、本作のユニークな構成についても言及。第2話以降、各エピソードの冒頭では「異なる時代、異なる場所で、キャリーと同じテレキネシス能力を持つ一人の女性」が、いかにして自身の能力と向き合い、受け入れていったかを描く短編ストーリーが展開されるという。これにより、キャリーの物語と共鳴させる狙いだ。フラナガンは「この女性たちの中でのキャリーの特別な立ち位置こそ、シリーズ全体を通して掘り下げていく楽しみの一つです」と予告している。
フラナガンは、こうした要素は過去のどの映画版(特に1976年版)でも描かれてこなかったが、スティーヴン・キングの原作小説では触れられていた部分だと強調した。
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『Entertainment Weekly』のインタビューでは、ドラマ版『キャリー』のキャラクター設定にも変更が加えられていることが紹介された。例えば、このバージョンではキャリーと母親の「マーガレット」は、政府にもその存在を知られないほど長年、家に引きこもって生活していた。しかし、マーガレットの夫「ラルフ」の突然の死をきっかけに、二人は外の世界へと足を踏み出すことになり、思春期のキャリーは初めて公立学校に通うことになる。
フラナガンは、これまでのキャリーが内向的で、恐怖に震えながら拳を握りしめて外界に立ち向かうイメージだったのに対し、自身のドラマ版ではキャリーを「明るく、情熱的で、好奇心旺盛で、誠実」なキャラクターとして描いていると語る。「彼女は思春期という森に無邪気に足を踏み入れ、危険には全く気づかず、人間性と善意に対して生まれながらの信頼を抱いているのです」とフラナガンは説明した。
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同様に、母親マーガレットの設定も変更されている。原作小説や1976年の映画版では、マーガレットは娘を虐待する狂信的な母親として描かれていた。しかしフラナガンのバージョンでは、娘を深く愛し、非常に過保護な母親として登場する。「ただ、彼女はどうすればいいのか分からなかった。だからこそ、娘を守る唯一の方法は、彼女を世界から隔離することだと考えたのです。しかし、その隔離は罰ではありません。彼女は家の中にプライベートなユートピアを築き、娘が誠実に、好奇心を持って、心を開いて生きられるようにしたのです。これは全く異なる母娘関係です」とフラナガンは付け加えた。



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新ドラマシリーズ『キャリー』のキャストには、サマー・H・ハウエル(キャリー役)、サマンサ・スローヤン(キャリーの母親マーガレット役)、アンバー・ミッドサンダー(体育教師役)、マシュー・リラード(校長役)らが名を連ねる。さらに、ヘザー・グラハム、ケイティー・サッコフ、そしてフラナガン監督の妻であり彼の作品の常連でもあるケイト・シーゲルも役柄は未発表ながら出演する。今年秋に配信開始予定。
via: Entertainment Weekly