『スター・ウォーズ』ジョージ・ルーカス、ハリウッドのファン依存に苦言「映画は情熱あるクリエイターに任せるべき」

『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカスが、先日『A Rabbit’s Foot』のインタビューに応じ、現在のハリウッドがフォーカスグループやファンの意見に過度に依存し、さらには創作の主導権を観客に委ねている現状を批判した。彼は、スタジオが試写の反応から誤ったメッセージを受け取り、クリエイターの判断を弱めていると考えている。

「私はフォーカスグループが好きではない。観客は自分たちが何を観たいのか分かっていない。彼らがキャラクターを気に入らないというのは興味深いことだが、映画製作者としてはその理由を知りたいと思う」と彼は語る。

「しかし、スタジオがこれを聞くと、彼らは誤ったメッセージを受け取り、観客を実際に映画製作に参加させてしまう。もちろん、今では彼らはこの件に関して度を越している。今や、すべてはファンがどう考えるか次第だ。映画はそうやって作るものではない。映画を作るなら、映画の作り方を知っていて、語りたい物語があり、それに情熱を注いでいる人物を見つけるべきだ。」

彼はまた、『スター・ウォーズ』前日譚のキャラクター、ジャー・ジャー・ビンクスが批判された例を挙げ、シリーズが元々子供向け映画の特性を持っていたことを強調した。ルーカスは次のように述べている。「当時の批評家や、1作目を10歳、2作目を13歳で観たファンたちは、『子供向け映画なんて観たくない』と不平を言った。『ああ、ひどい。ジャー・ジャー・ビンクスは最悪だ!』と。しかし、人々はかつてR2-D2やC-3POについても同じことを言っていたんだ。」

「当初はC-3POを削除しろという大きなプレッシャーがあったし、『ジェダイの帰還』の時には、人々はイウォーク族についても同じことを言った。『一体何を考えているんだ?あのテディベアたちをなくしてくれ、大人向けの映画が観たいんだ!』とね。」

ルーカスは近年、ハリウッドのオリジナリティの欠如を批判しており、ディズニー時代の『スター・ウォーズ』続三部作が、シリーズの核となる部分を失っていることを示唆している。


via: A Rabbit’s Foot