KADOKAWAの漫画誌『青騎士』で『音盤紀行』を連載されていた漫画家・毛塚了一郎先生が、5月下旬にご逝去されました。享年36歳でした。この訃報は、『青騎士』公式X(旧Twitter)およびnoteで発表され、多くの読者に衝撃と悲しみを与えています。

毛塚了一郎先生は1990年東京生まれ。2021年4月に『青騎士』が創刊されると同時にデビューし、創刊号から『音盤紀行』の連載をスタートされました。同作は、レコードに宿る記憶や感情、人生の断片をテーマに、人と音楽の繋がりをオムニバス形式で描く作品です。単行本は現在第3巻まで刊行されています。
商業連載の傍ら、毛塚先生はデビュー前に自主制作された漫画をまとめた作品集『音街レコード A面』と『音街レコード B面』も発表されています。これらもまた、音楽と漫画が交差するテーマへの深い探求が感じられ、先生の作品世界をより一層豊かなものにしていました。

『青騎士』編集部からは、毛塚先生の「音楽と漫画への愛に満ちた作品」が国内外で高く評価されたこと、そして作品を愛してくれた読者への感謝の言葉が寄せられています。編集部はまた、毛塚先生の作品が今後も長く、漫画と音楽を愛する人々に読み継がれることを願い、「毛塚先生の作品が持つ輝きは、永遠に失われることはない」と結んでいます。