『スター・ウォーズ』ジョージ・ルーカス、AI拒否は「車を捨て馬車を選ぶようなもの」と主張し一部ファンに失望の声

『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカスが、先日『A Rabbit’s Foot』のインタビューに応じ、映画業界における生成AIの議論について言及。この技術には問題があるとしつつも、止められない進歩の象徴であると主張し、一部のファンから不満の声が上がっている。

「AIは、私たちが映画を作るのをずっと簡単にしてくれるでしょう。それはまるで、『ええと、私は馬と馬車こそが本来あるべき姿だと信じています。車は故障するし、ガソリンも必要だし、色々な問題がある。それに、すぐに戦車になって人を殺し始めるでしょう。それはひどいことです』と言って座っているようなものです。しかし、それに対してあなたにできることは何もないのです」とルーカスは語った。

「それが進歩であり、それが未来です」。現在82歳のルーカスは、AIは偽コンテンツの検出など、AI自体の危険に対抗するために利用できるとも考えているが、もし誰かがAIを「違法なこと」に利用すれば、罰せられるべきだと述べた。

特筆すべきは、この発言が最近の一部のクリエイターの立場とは対照的であることだ。『バックルームズ』の監督ケイン・パーソンズは以前、「私はほとんどのまともな人々と同意見だと思います。もし指を鳴らせば生成AIを永遠に消し去ることができるなら、おそらくそうするでしょう。創作において、私はそれらのツールを使うことに何の楽しみも感じませんし、私にとってそれは創作本来の目的と完全に矛盾しています」と語っていた。

多くのファンが『スター・ウォーズ』のセリフ「You were the chosen one!」を引用して失望を表明したが、一方で、ルーカスがこれまで長年にわたりCGIと映画技術の革新を推進してきたことを考えると、AIをツールと見なすのは驚くことではない、という意見も聞かれる。


via: A Rabbit's Foot