『NARUTO-ナルト-』の実写映画化企画が進行中! 監督を務めるのは、『スパイダーマン:ブランニュー・デイ』や『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で知られるデスティン・ダニエル・クレットン氏。彼が先日インタビューで明かしたのは、本作の改編ポイントが忍術やド派手なバトルだけではないということ。うずまきナルトが里の住人から疎外され、自身の「怪物」としての側面を恐れていた、その感情の核に立ち返るという。

クレットン監督は『ローリングストーン』誌のインタビューで、その詳細を語っています。「私たちがこれから描く物語の中で、ナルトが経験する旅路は、文化的な側面だけでなく、感情的な側面においても、私にとって非常に身近なものだと感じています」。
「ナルトの成長の軌跡、アウトサイダーとしての彼の感情、そして自分の中に醜いもの、怪物、あるいは恥ずべき部分が隠されていると感じる気持ち。そして、その部分こそが彼を唯一無二の存在にし、彼に力を与えているのだと、彼が徐々に気づいていく過程を描きたいのです」。
この方向性は、原作者である岸本斉史先生がスパイダーマンを理解する視点ともシンクロします。先日、岸本先生はDisney+のドキュメンタリー『Generations: The Evolution of Spider-Man』で、『アメイジング・スパイダーマン2』が「とても好き」だと明かしました。アンドリュー・ガーフィールド演じるピーター・パーカーを実写版で一番のお気に入りだと語るその理由は、派手なアクションではなく、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という重みを最もよく表現しているからだそうです。

岸本先生の目には、ガーフィールド版ピーターは、グウェン・ステイシーを失い、自責の念とトラウマを背負いながらも、戦うことを選び、人々を守り続けるヒーローとして映っています。これは、九尾の人柱力として木ノ葉隠れの里の住人から恐れられ、排斥されながらも、最終的には里の皆を守ろうとするナルトの道のりと重なる部分がありますね。どちらも生まれながらにして完璧なヒーローではなく、孤独や失敗、犠牲を経験する中で、最も恥ずかしく、最も辛い部分を力へと変えていく。そんな成長の物語が共通していると言えるでしょう。
現在、ライオンズゲートはナルトと第七班のキャストを絶賛募集中とのこと。キャスティングの方向性としては、少し年長のティーンエイジャーを想定していると報じられています。クレットン監督は岸本先生のお墨付きも得ているだけに、この「孤独と成長」のテーマが実写版でどのように描かれるのか、ファンとしては期待が高まりますね!
via: FandomWire Rolling Stone