『週刊少年ジャンプ』33号の買い占め騒動で集英社が謝罪!「付録なし特別版」を緊急発売、今後の『ONE PIECE』カード付録は一時休止へ

7月13日に発売された『週刊少年ジャンプ』33号は、『ONE PIECE』連載29周年を記念したルフィの限定カードが付録として同梱。これが転売ヤーのターゲットとなり、全国の書店やコンビニで瞬く間に完売する事態が発生しました。

これを受け、集英社は7月17日、同号の付録カードなし特別版を「ジャンプキャラクターズストア」にて受注生産で販売すると正式発表。今回の買い占め騒動について謝罪するとともに、8月発売予定だった『Vジャンプ』の『ONE PIECE』カード付録も急遽中止することを明らかにしました。

『週刊少年ジャンプ』編集部からは、以下のコメントが発表されています。

「日頃より『週刊少年ジャンプ』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。この度、7月13日発売の『週刊少年ジャンプ』33号におきまして、多くの読者の皆様に本誌をお買い求めいただけない事態が発生いたしました。読者の皆様にご迷惑をおかけしましたこと、また、書店様、コンビニエンスストア様店頭での混乱を招きましたこと、深くお詫び申し上げます。」

公式発表によると、「『週刊少年ジャンプ』33号の紙版につきましては、付録カードなしの特別版をジャンプキャラクターズストアにて受注販売いたします。詳細につきましては、準備が整い次第、『週刊少年ジャンプ』公式SNS等にて改めてお知らせいたします」とのこと。

さらに、8月21日発売の『Vジャンプ』10月号に収録予定だった『ONE PIECEカードゲーム』の付録カード「シャーロット・プリン」についても、急遽中止が決定。7月21日発売の『Vジャンプ』9月号には既に付録予告が掲載されているものの、制作工程の都合上、変更が間に合わなかったため、改めて読者へのお詫びが述べられました。

集英社は最後に、改めて読者へ呼びかけています。

「転売目的での大量購入は、他の読者の皆様が公平に購入できる機会を奪う行為であり、ご遠慮ください。『週刊少年ジャンプ』、『Vジャンプ』、そして『最強ジャンプ』に付属する『ONE PIECEカードゲーム』の綴じ込み付録カードは、当面の間、提供を一時停止させていただきます。今後の各誌の付録企画および販売方法につきましては、より多くの読者の皆様にスムーズにお買い求めいただけるよう、慎重に検討してまいります。」

もちろん、ファンにとっては33号が手に入るだけでも嬉しいニュース。特に『アオのハコ』最終回をコレクションしたい読者にとっては、買い占め問題が解消されるのは朗報でしょう。

しかし、今回の発表後も、ネット上では「『ONE PIECEカードゲーム』の転売問題に対する根本的な解決策になっていない」「今後カードが付かなくなることで、かえって既存カードの市場価格が高騰し、転売を助長するだけでは?」といった声も上がっています。

また、「受注生産だと地方の読者には優しくない」「書店やコンビニでの販売こそ意味があるのに、結局買えなかった人が送料まで払って『付録なし特別版』を買うのは、被害者がさらに金銭的負担を強いられるようで納得いかない」といった不満の声も。

今回の対応は、どうやらファンの間で賛否両論を巻き起こしているようです。受注生産で「買えない」問題は解消されるものの、結果的に「余計なコストがかかる」という点で、不満の声が上がるのも無理はありませんね。