(画像:A24)
製作費わずか1000万ドル前後と見られる『バックルームズ』は、間違いなく今年最も現象的なホラー映画の一つだ。全世界で3.7億ドルという驚異的な興行収入を記録しただけでなく、ハリウッドに「ネット発ホラー創作」の映画化ブームを巻き起こし、各スタジオがこぞって才能を発掘するきっかけとなった。これにより、「サイレンヘッド」や「マンデラカタログ」、「カートゥーンキャット」、そしてSCP財団といった題材の映画化権が次々と獲得されている。そして、『バックルームズ』を世に送り出したA24も、もちろんその才能を繋ぎ止めようと必死だ。

(画像:Flaunt)
海外メディア「Puck News」の独占報道によると、A24は現在、21歳の『バックルームズ』監督ケイン・パーソンズと3年間の優先契約について交渉中だという。もし契約が成立すれば、パーソンズには6500万ドルもの巨額が支払われる。さらに、この3年間のうちに2本の映画を製作すれば、別のボーナスも受け取れるとのこと。パーソンズはまだ正式に次の題材を発表していないが、『バックルームズ』の続編についてはすでに初期構想があることを明かしている。
しかし、パーソンズとの契約を狙っているのはA24だけではない。ハリウッド全体がこの人気監督を巡って争奪戦を繰り広げている。「Puck News」によると、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズといった大手スタジオが、この契約を阻止しようと画策。パーソンズが母親と暮らす自宅を訪れ、彼に翻意を促し、自社との契約を積極的に説得しているという。
via: Puck News