模型や玩具をコレクションしている皆さん、その魅力を写真に収めるのが好きって方も多いんじゃないでしょうか? いろんなシチュエーションやポージングで撮影すれば、作品の魅力がさらに引き出されますし、写真を通して日々の記録を残すのも楽しいですよね。
先日、X(旧Twitter)でオリジナル模型玩具を手がけるデザイナー、JJJ / YOSHIDA TOYS(@jjj_toys)さんが、街中で玩具を撮影した写真を公開しました。ところが、撮影に没頭しすぎて、不審な行動と見なされ警察官に職務質問される事態に! しかし、その警察官との心温まるやり取りがXで大きな話題になっています。

日頃からオリジナルキャラクターや模型を制作しているデザイナーのJJJ/YOSHIDA TOYSさんが、先日Xで公開したのは、自身が手がけた模型のストリートスナップ写真の数々。
今回登場したのは「JJJ(Junkie Junk Junction)」というオリジナルキャラクターシリーズで、舞台はゴミ捨て場。都市の片隅でひっそりと生きる「ジャンク仲間」たちがキャラクターとして描かれています。
作品に登場する模型は、どれもカラフルで玩具らしい魅力にあふれています。そして写真では、シリーズのコンセプトである「路地裏に住むゴミの住人たち」という世界観が完璧に表現されており、まるで模型たちが本当に人々の足元で生活しているかのように、生き生きとした生命力を感じさせます。



これらの写真がこれほど魅力的なのは、模型自体の精巧な作りはもちろんのこと、JJJ/YOSHIDA TOYSさんの撮影構図へのこだわりがあってこそ。しかし、写真自体はめちゃくちゃカッコいいんですが、撮っている本人はというと……。
同時に公開された「撮影の舞台裏」写真を見ると、そこには地面に這いつくばるようにして、体が地面にべったりと付いているJJJ/YOSHIDA TOYSさんの姿が! これも全て、フィギュア目線の臨場感あふれる写真を撮るためなんです。近くで見れば模型を撮っていると分かりますが、遠目から見たら、まるで誰かが酔っ払って道端でぶっ倒れてるみたい。早朝の新宿や渋谷の街角でよく見かける光景とそっくりです。

JJJ/YOSHIDA TOYSさん曰く、普段から模型を撮る際は「フィギュア自身の視点」を非常に重視しており、キャラクターが本当にその場にいるかのような臨場感を出すことを心がけているとのこと。そのため、毎回寝そべったり、立ち上がったり、場所を移動したりと、何度も構図を調整しながら撮影しているそうです。
そして、今回が人生で初めて警察に職務質問された経験だったそう。JJJ/YOSHIDA TOYSさんは、ちゃんと説明すれば警察官も理解してくれるだろうと考えました。
そこで、自身が制作した模型と、撮影済みの写真をスマホで見せながら「このフィギュアで、こんな構図を撮ってるんです」と説明。警察官はそれを見てすぐに納得した様子で、「なるほど!」と笑顔で返答。続けて「いや、ちょっと動きが怪しかったんで、確認させてもらいました」と付け加えたそうです。
誤解が解けると、警察官はそれ以上深掘りすることなく、逆に作品そのものに興味津々。「これ、全部自分で作ってるんですか?」と質問し、「すごく可愛いですね」と称賛してくれたそうです。
最後には「撮影の際は、周りの環境にも気をつけてくださいね」と優しく一言注意喚起があっただけで、終始和やかな雰囲気で職務質問は幕を閉じました。


最高の作品を撮りたいと願う玩具デザイナーと、公共の安全を守るために積極的に声をかけた警察官。この出来事に、ネット民からは「どっちもプロ!」と称賛の声が上がっています。まさかすぐに誤解が解けて、談笑タイムにまで発展するとは、なんともほっこり、そして心温まる出来事ですよね。

お二人とも、ただ真剣に自分の仕事に取り組んでいただけ。そして、お互いの立場を理解し、尊重し合うことができたからこそ、こんな素敵な結末になったのでしょう。このちょっとしたハプニングは、JJJ/YOSHIDA TOYSさんが撮った玩具の写真と同じくらい、私たちにも温かい気持ちを届けてくれました。