大阪・関西万博の旧公式ドメイン、アダルトサイトに転用され物議。「管理が杜撰」「税金の無駄」とネットで批判の声

2025年開催の大阪・関西万博に関連し、博覧会協会が手放したはずのドメインが、全く無関係のアダルトサイトなどに転用されていることが判明し、ネット上で物議を醸しています。

万博を運営する2025年日本国際博覧会協会は先日、関連サービスで使用していた6つのドメインの利用を停止したと発表していましたが、その一部が第三者の手に渡り、万博とは無関係なサイトの運営に使用されていることが明らかになりました。

8月4日現在、万博の関連サービスに使われていたドメインの一部が、アダルトサイトや海外医薬品の個人輸入代行サイトなど、万博とは全く関係のないサイトに作り替えられているのが確認されています。この事態が明らかになると、X(旧Twitter)では「管理が杜撰すぎる」といった批判が殺到しました。

この問題を受け、博覧会協会は7月29日に公式サイトで注意喚起の公告を発表。利用を停止したドメインを使用したウェブサイトやメールアドレスは、協会及び万博の事業とは一切関係がないとして、注意を呼びかけています。

今回利用が停止されたのは、万博の公式ポイントサービス「ミャクポ!」などの関連サイトで使われていたドメインです。ネットユーザーの調査により、これらのうち複数のドメインが第三者によって再取得され、アダルトコンテンツや医薬品の個人輸入サイトなどに転用されていることが発覚しました。

一般的に、ドメインは契約更新を停止すると、一定の猶予期間を経て誰でも再登録が可能になります。しかし、各種ウェブサイトや検索エンジン、SNSなどに残ったリンクが悪用され、詐欺サイトやフィッシングサイトとして使われる危険性もはらんでいます。

そのため、ネット上では「安易にドメインを大量取得して、安易に手放すべきではない」「なぜサブドメインでなく、わざわざ独立したドメインをいくつも取得したのか」「万博を騙る詐欺に使われるのが一番怖い」など、協会の管理体制を疑問視する声が相次いでいます。


博覧会協会は、今回発表された6つのドメイン以外にも、今後利用を停止するドメインがあれば、順次情報を公開していくとしています。

しかし、今回の事態は税金の無駄遣いではないかとの批判や、不必要な混乱を招いているとの指摘も上がっています。協会は現時点で、これらのドメインの契約更新を停止した理由や、具体的なドメインの管理体制については説明していません。