数ある『ガンダム』シリーズの中でも、ファンから時に「美少年軍団」とも称される『新機動戦記ガンダムW』。個性豊かなイケメンキャラクターたちはもちろん、彼らを演じた声優陣も大きな人気を集め、女性ファンからも高い支持を得た『ガンダム』作品として印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
そんな中、最近Xで主人公ヒイロ・ユイのモデルとなった人物が、当時絶大な人気を誇った女優「内田有紀」だったという話が改めて注目を集めています。決して新しい情報ではありませんが、今回初めて知ったというユーザーも多く、「あの自爆までやってのけるヒイロのモデルが、90年代を代表する美少女だったとは……」と驚きの声が相次いでいます。

話題のきっかけとなったXユーザーは、ヒイロのモデルが女優・内田有紀だと知り、2人の写真を並べてみたところ、「思っていた以上にヒイロっぽくてビビる」と投稿。実際に見比べてみると、確かにどこか通じる雰囲気があります。
もちろん、ヒイロのモデルが内田有紀であるという話自体は以前から知られていました。過去に行われた『新機動戦記ガンダムW』の池田成監督やエグゼクティブプロデューサー・富岡秀行の公式インタビューでも、キャラクター原案は池田監督が描き、それをもとにキャラクターデザインを担当した村瀬修功が現在のスタイルへと仕上げていったことが語られています。
ヒイロのタンクトップに短パンというスタイルも、当時の内田有紀をイメージしたもの。美少年らしさと、どこか中性的な格好良さを併せ持つキャラクターとして構想されていたそうです。

実際、ヒイロは華奢な体型に「一見、美少女のような整った顔つき」を持つキャラクターとして設定されており、池田監督が企画当初に抱いていたイメージは「『あしたのジョー』の矢吹丈の性格を持った、演技のうまい内田有紀」だったとされています。

当時の内田有紀といえば、ドラマ『17才-at seventeen-』で、さっぱりとした男勝りな性格で負けず嫌いながら、優しい心と正義感も持つ主人公・日高巧美を演じていました。すっきりとしたショートヘアも相まって、中性的な格好良さが際立っており、男性キャラクターのイメージモデルとして名前が挙がるのも納得できるところです。

さらにヒイロだけではありません。『地獄先生ぬ〜べ〜』のゆきめについても、作画を担当した岡野剛が内田有紀をモデルのひとりとして挙げているほか、『飛べ!イサミ』の花丘イサミにも内田有紀のイメージが取り入れられたとされています。それほど当時の彼女が大きな存在感を放っていたことがうかがえます。



この設定を知らなかったユーザーにとっては、やはり衝撃だったようで、「ヒイロが女優をモデルにデザインされていたなんて……」と驚く声が続々と寄せられています。

中には「じゃあ内田有紀も『お前を殺す』って言ったり、自爆したりするの?www」と、ヒイロを象徴するセリフや行動に絡めてツッコミを入れるユーザーも。


今回は昔から知られている『ガンダムW』の小ネタがXで再び掘り起こされた形ですが、ヒイロと内田有紀にこんなつながりがあったことを初めて知った人も少なくなかったようです。特に後から『新機動戦記ガンダムW』に触れた世代のファンにとっては、意外な事実として映ったのかもしれません。