(画像:マーベル・スタジオ)
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズの市場での平均的な人気が近年低下しているのは、誰もが認めるところだ。ルーカスフィルムとマーベル・スタジオは数多くの関連作品を大量に制作してきたが、品質のばらつきや作品数の膨大さにより、これら二大IPに対する飽きが明らかに生じている。その結果、劇場での興行収入も、小スクリーンでの視聴率も減少傾向にある。経営者であるマーベル、ルーカスフィルム、そしてその親会社であるウォルト・ディズニー・スタジオもこの問題には早くから気づいており、ここ数年、制作数を減らし、作品の質を高めたいと何度も表明してきた。

(画像:ルーカスフィルム)
ディズニーが今後どのように制作数と品質を管理していくのか、海外メディア『Collider』が先日、詳細を報じた。まず、10月14日に正式配信開始となるマーベル・シリーズ『ヴィジョン・クエスト』が転換点となると指摘。同作の配信後、ディズニーはマーベル・シリーズの制作を本格的に縮小するが、これは『デアデビル:ボーン・アゲイン』のように続編の制作が決定し、すでに撮影済みのシリーズは含まない。また、今後「マーベル・プレゼンツ」や「マーベル・スポットライト」といったサブブランドのミニシリーズも対象外となる。
『スター・ウォーズ』に関しては、シーズン2の配信が控える『スター・ウォーズ:アソーカ』以外に、ディズニーは新たな実写シリーズの制作を計画していない。ディズニーはこれら二大IPの小スクリーンにおける今後の展開について、アニメシリーズの制作を優先するという共通認識を持っている。その理由として、アニメシリーズは実写シリーズよりも制作工程が速く、コストも大幅に安いと考えているからだ。
via: Collider