(画像提供:ソニー・ピクチャーズ、マーベル・コミックス)
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(Spider-Man: Brand New Day)の脚本家コンビ、クリス・マッケナ(Chris McKenna)とエリック・ソマーズ(Erik Sommers)は、先日のインタビューで、本作のヴィランであるジーン・グレイが、当初から最有力候補だったわけではないことを明かしていた。数多くのキャラクターを検討した末、ジーン・グレイを本作でMCUデビューさせるという案にたどり着いたという。
さらに、ポッドキャスト番組『The Q&A with Jeff Goldsmith』の最新エピソードに出演したマッケナとソマーズは、企画段階で候補に挙がっていたものの、最終的に採用されなかったヴィランのひとりについて語った。

(画像提供:ソニー・ピクチャーズ)
マッケナによると、脚本チームは当初、カフカの『変身』を思わせる物語を構想しており、そのアイデアは関係者から好評だったという。そこから重要な要素となるヴィランの検討を始め、マインドコントロール能力を持たせるという方向性を固めたものの、誰を起用するかまでは決まっていなかった。
初期段階では、『ダイ・ハード3』(Die Hard with a Vengeance)のように、現実味のあるニューヨークを舞台に、謎の爆弾魔がスパイダーマンを翻弄する物語も検討されていた。マッケナとソマーズは、これまで映画に登場していない有名なスパイダーマンのヴィランを探し、その候補としてカメレオンに着目。しかし、MCUにはすでに自在に姿を変えられるスクラル人が登場していたため、同じような変身能力をそのまま使うのは難しいと考えた。
そこで、カメレオンの能力をマインドコントロールとして再解釈する案が浮上したものの、ソニー・ピクチャーズが『クレイヴン・ザ・ハンター』ですでにカメレオンことディミトリ・スメルダコフを登場させていたため、この案も断念。結果として、求めていた能力と役割に最もふさわしいキャラクターがジーン・グレイだったと説明している。
また、マッケナとソマーズは、アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が本作のヴィラン役として参加し、『X-MEN』(X-Men)コミックスに登場する反ミュータント過激派組織「サピエン・リーグ」の指導者、レパー・クイーンを演じる予定だったとの噂についても言及した。両名とも、その具体的なキャスティング案については記憶になく、確認できないと回答。ただし、脚本開発の初期段階で、レパー・クイーンを含む多数のキャラクターが候補として話し合われていた可能性は否定しなかった。