クリスチャン・メタルバンド Demon Hunterが、Netflixに対し商標権侵害訴訟を提起した。大ヒットアニメ映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』とバンド名が酷似しており、視聴者と市場に「重大な混同」を引き起こしていると主張している。

『BBCニュース』が入手した訴訟書類によると、2000年にシアトルで結成された同バンドは、25年以上にわたり築き上げてきた音楽的アイデンティティが、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』と作中に登場する架空のガールズグループ「Huntr/X」の世界的な大ヒットにより、「存続の危機」に瀕していると主張している。訴訟では、Netflixが世界的なK-Popツアーコンサートを計画していることから、名称の混同問題がさらに拡大する可能性があるとも指摘された。
Demon Hunterは訴訟の中で、ある『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』のファンが、バンドの公演チケットを500ドルで購入したものの、会場に到着して初めて、それが家族向けの(アニメ関連の)イベントではなく、メタルコンサートだったことに気づいたという例を挙げている。他にも、バンドがK-Popの議論で誤ってタグ付けされたり、テレビプロデューサーがDemon HunterをNetflix作品と関連があると誤解し、自ら連絡してきたケースもあるという。

Demon Hunterはこれまでに13枚のアルバムをリリースしており、代表曲には「My Throat Is an Open Grave」、「Dead Flowers」、「Snap Your Fingers, Snap Your Neck」などがある。一方、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は「Golden」、「Takedown」、「Soda Pop」などの楽曲で人気を博している。
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は2025年の公開後、Netflix史上最も視聴されたオリジナル作品となり、ゴールデングローブ賞とアカデミー賞で長編アニメ映画賞と主題歌賞を受賞した。 現在、続編も開発中だ。
Demon Hunterは、Netflixが録音物、ライブパフォーマンス、マーチャンダイズにおいて『KPop Demon Hunters』の名称を使用することを裁判所に禁じるよう求めており、金額未定の損害賠償も請求している。
via: BBC