(画像:Pinterest、ライオンズゲート)
全世界で興行収入10億ドルを記録した伝記映画『Michael/マイケル』は、多くの観客を魅了したものの、マイケル自身の重要な経験が省略されすぎている、物語が十分に完結していないといった批判も一部から上がっている。その中でも特に指摘されているのが、マイケルの妹、ジャネット・ジャクソンが映画に全く登場せず、その存在すら触れられていない点だ。
ジャネットの不在について、マイケルの姉ラトーヤ・ジャクソンは以前、ジャネットに事前に意向を確認したものの、他の俳優が自分を演じることを許可しなかったと説明している。そして最近、中東版『GQ』誌のインタビューに応じたジャファー・ジャクソン(マイケルの甥で、本作でマイケルを演じる)が、この件についてさらに詳しい情報を明かした。

(画像:GQ)
ジャファーは次のように語っている。「早とちりしたくはないのですが、ジャネットは自身の伝記映画を制作することを検討しているんです。だから、もしこの映画で他の俳優が彼女を演じて、その後に彼女が自分の伝記映画で別の俳優を選ぶとなると、少し…」ジャファーは言葉を濁したが、ジャネットが自身の物語を語る上で主導権を握りたいと考えていることは十分に理解できる。
『Michael/マイケル』でしばしば批判されるもう一つの省略点は、マイケルの児童性的虐待疑惑が描かれていないことだ。これらの関連事件は、当時告発者側と締結された秘密保持契約によって制限されているため、映画ではすでに撮影されていた関連シーンの多くが削除されたという。現在制作中の続編で、この契約の制約を回避する新たな切り口が見つかるかは、まだ不明だ。ジャファーは、脚本の方向性について自分には発言権がないと認め、続編の脚本はまだ修正が続いているため、最終的にどのように描かれるかは分からないと述べている。しかし彼は、続編ではこれらの疑惑をマイケル自身の視点から検証することを望んでいるという。
via: GQ