日渡早紀先生が手掛ける不朽のSF少女漫画『ぼくの地球を守って』(通称「ぼく地球」)が、Prime Originalドラマとして実写化されることが21日、Prime Videoより発表されました。主演は広瀬アリスさんで、劇中の木蓮役を演じます。2027年秋に世界同時配信される予定です。

『ぼくの地球を守って』は、1986年から1994年にかけて白泉社の『花とゆめ』で連載されました。90年代には全6話のOVAアニメも制作されています。 前世の記憶に翻弄される高校生たちの恋愛や葛藤を描き、輪廻転生をテーマにした、壮大で切ないSFロマン作品として知られています。
現在もシリーズ第三章にあたる『ぼくは地球と歌う』が白泉社の『Melody』で連載中。 シリーズ累計発行部数は1,600万部を突破し、今年は連載40周年を迎えるアニバーサリーイヤーでもあります。 「ぼく地球」の愛称で親しまれる本シリーズは、今もなお多くのファンに愛され続けています。 そんな色褪せない名作が、時を超えてついに実写ドラマとして蘇ります。

物語の舞台は、現代の東京と遥か昔の月面基地。植物と心を通わせる不思議な能力を持つ高校生・坂口亜梨子は、ある日、クラスメイトたちと同じ「前世の夢」を見ていることに気づきます。 夢の中の彼らは、かつて月面基地に住み、遠い宇宙から地球を見守っていた7人の異星の科学者仲間だったのです。
一方、亜梨子の隣に住む小学生の小林輪は、ある事故をきっかけに前世の人格が覚醒し始めます。 それは、かつて月面基地のメンバーである木蓮を深く愛した人物でした。 前世の強烈な愛と罪、そして今生で芽生える新たな絆が交錯し、やがて、衝撃的な真実が明らかになっていきます。
今回主演を務めるのは、広瀬アリスさん。月面基地のメンバーであり、物語の鍵を握る重要人物である木蓮を演じます。 監督は三木孝浩氏が務めます。 三木監督は、『ソラニン』、『先生!、、、好きになってもいいですか?』、そして『今夜、世界からこの恋が消えても』など、透明感あふれる繊細かつエモーショナルな映像表現で知られています。
三木孝浩監督は、本作が長年映像化を熱望していた漫画であることを明かし、作品が持つ「熱量」と「祈り」を大切にしつつ、実写ドラマだからこそ表現できる映像美と感情を乗せて、この物語をスクリーンに届けたいと意気込みを語っています。

原作者の日渡早紀先生も、実写化についてコメントを寄せています。
「ずいぶん昔に描いた作品です。まさかこの時代にドラマ化されるとは、原作者の私自身が一番驚いています。どんな気持ちでいればいいのか、正直悩みました……が、少なくとも脚本段階では監修として関わらせていただきました。」
「完成した実写版は、このコメントを書いている時点ではまだ見ていませんので、読者の皆様と同じく『ドキドキ』しながら迎えたいと思います。これはもう、盛大なお祭りです!!みんなで一緒にこのお祭りを楽しんじゃいましょう!!」

原作はタイムリープや月面基地というSF要素、そして前世と現世が交錯する壮大なストーリーが特徴で、実写化のハードルはかなり高いと言えるでしょう。 今後、公式からどのような続報が飛び出すのか、続報に期待が高まります。